出版社内容情報
もぐらのもくちゃんの幼稚園でのたのしい一日。
きょうから、たのしいようちえん。もぐらのもくちゃんは、はりきってでかけました。ようちえんはたのしいなっておもっていたのですが……。
きょうから たのしい ようちえん。
▼もぐらの もくちゃんの くみは たんぽぽぐみ。せんせいは ぶたの ぷうこせんせい。「なまえを よんだら、げんきに おへんじ しましょうね。たぬきの たんちゃん」「はーい」とっても いい へんじ。
▼もくちゃんって よばれたら ぼくも おへんじ するんだ と、もくちゃんは いっしょうけんめい まちました。まだかな、まだかな。まっているうちに むねが どきどきしてきます。あっ、もくちゃんって よんだよ。「はーいっ」もくちゃんは たって おおきな こえ。あら、へんだ。うさぎの おんなのこも「はい」だって。
▼「まあ、ふたりとも いい おへんじね」ぷうこせんせいが わらいました。「でもね、いま よんだのは、うさぎの もこちゃんよ」みんなが わらったので、もくちゃんは あかくなりました。
▼失敗した友だちをみんなで励ます心温まるかわいい絵本です。
内容説明
きょうからたのしいようちえん。もぐらのもくちゃんはげんきにでかけていきました。4~5歳から。
著者等紹介
神沢利子[カンザワトシコ]
1924年福岡県に生まれ、幼少時代を樺太ですごす
多田ヒロシ[タダヒロシ]
1937年、東京に生まれる。漫画家の絵本の会、漫画集団に所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りーぶる
14
もぐらが、太陽の下を歩いているという事にちょっと引っかかる私。初めての幼稚園、楽しそうでした。(5歳)2021/12/09
遠い日
14
とても似た名前のもくちゃんともこちゃん。あわてんぼなのも、そっくりね。元気に過ごす初めての幼稚園での生活がいきいきと描かれる。さてさて、最後のページまで記が抜けません。二人はいつ気づくのかな?2015/11/26
ふじ
11
名前が似てる2人のあるあるエピソードを交えながら、初登園の様子を描いた絵本。自分も同じ名前の子がよくいたので、同じ経験をしたことがあり懐かしいなぁ〜と思いながら読了。仲良くなって良かったね。2020/04/04
いっちゃん
11
次回は、得意のトンネル堀り、もっとクローズアップしてほしい。2017/03/13
はるるん
4
ちょっとしたことが気になったり、ちょっとしたことで仲良くなれたり。微笑ましい。2019/11/18