出版社内容情報
読むだけで劇遊びができる楽しい絵本!
誰もがしっている昔話のかさじぞう。役割を決めて読んでいくと自然に劇遊びができるユニークな絵本。台詞も七五調でリズミカルです。
とんから とんと そのむかし。やまの ふもとに すんでいる じいさまと ばあさまは びんぼうで、おかねも なければ おこめも ない。「そうだ、かさを つくって うってこよう」「おやまあ、それは いいかんがえ。さあ つくりましょう、すげのかさ」
▼かさを つくった じいさまは むらで うることにしましたが…。おおきな こえで さけんでも、だれも かってはくれません。「やんれ やれ やれ しかたない。いえに かえろう どっこいしょ」とぼとぼ あるいて とうげに くると…「むこうに みえるは ろくじぞうさまじゃ」「さぞや あたまが つめたかろう、すげかさ かぶせてあげましょう」…。すると そのよるに…。
▼誰もがしっている昔話をかわいらしい絵をつけて再話しています。役割を決めて読んでいくだけで、手軽に劇遊びができるユニークな絵本です。
▼子どもたちが読みやすいように七五調の文体をとりいれています。
著者等紹介
さくらともこ[サクラトモコ]
本名・阿部直美。東京都生まれ。瀬戸市はちまん幼稚園園長、聖心女子大学講師を経て、乳幼児教育研究所所長。子どもの歌の作詞、作曲、振付、さらに絵本の創作など、幅広い分野で活躍中
水野ぷりん[ミズノプリン]
1960年、東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。広告代理店を経て、イラストレーターとして独立。児童書、保育・幼児雑誌を中心に活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。