出版社内容情報
身近な草のことが何でもわかる草の大研究。
雑草とも呼ばれる身近な草のことが何でもわかる草の大研究。その不思議な性質や営み、人間との昔からのかかわりがよくわかります。
雑草とも呼ばれる身近な草花のことが何でもわかる草の大研究。雑草の研究というと、なんだか面白味に欠けるような気がしないでもありませんが、草花の世界はよく見ると不思議な営みに満ちあふれています。
▼たとえば草花は動物と違って動くことはないように思われますが、そんなことはありません。スベリヒユという花はそっとオシベをさわると、触れた方に動きます。ムラサキサギゴケという花はメシベにさわると、メシベの先が花粉をキャッチしようとして閉じてしまいます。子孫を残すための動きです。
▼そのほか種子の移動のさせ方、共生や寄生など、草花たちは生き残るためにさまざまな工夫をしています。
▼熱帯のジャングルに出かけなくても、自然の不思議さやダイナミックな生命の営みを感じることはできるのです。足元の1本の草を見つめることから、驚くべき発見ができ、大きな学習ができることがよくわかる本です。
●第1章 草のからだを調べよう
●第2章 草のくらしを調べよう
●第3章 草と人との関係を調べよう
目次
第1章 草のからだを調べよう(花の顔はどんな顔?;虫にはたよらない;茎の形の○△□ ほか)
第2章 草のくらしを調べよう(四角の中の世界;草の季節;移り変わる草の種類 ほか)
第3章 草と人との関係を調べよう(草で遊ぼう;草の名前を調べよう;野草を食べよう ほか)