出版社内容情報
うさんごろはにせのお月さまをやっつけます。
今夜は十五夜、うさぎのうさんごろたちはおだんごを作ってお月さまのお出ましを待ちます。あらわれたのはにせのお月さまでした。
絵本作家せなけいこ氏の、25年前に発刊し好評を得た絵本『うさんごろとへんなつき』の復刻版です。
▼今夜は十五夜、うさぎたちのお祭りです。みんなでお餅をついて、おだんごを作ったり、ニンジンやおイモやトウモロコシやおいしいものをたくさんお供えします。準備ができてお月さまのお出ましを待っていると、あらわれたお月さまはちょっとへんです。いつものお月さまとちがいます。手をのばしてきて、おだんごなどのお供えをむしゃむしゃと食べはじめたのです。
▼ほんとのお月さまはどこに行ったのでしょう。早く助け出さなければ大変です。うさぎのうさんごろは、「よし、ぼくがあいつをやっつけてくる」といって、体に風船をたくさんつけ、空にむかって出かけます。そして、にせのお月さまをポカリ。ところが、それを見ていた星たちが、「お月さまがやられている」と思って、うさんごろにおそいかかってきたのです。
▼奇想天外で、ユーモラスなお話です。
内容説明
こんやはじゅうごやだ。うさぎたちのおまつりだ。みんなでおもちをついておだんごをつくったりにんじんやおいもやとうもろこしやおいしいものをたくさんおそなえする。4~5歳から。
著者等紹介
せなけいこ[セナケイコ]
東京生まれ。童画を武井武雄先生、デッサンは安泰先生、童話と詩は武田雪夫、後藤楢根両先生に学ぶ。1970年「いやだいやだの絵本」によりサンケイ児童出版文化賞受賞。日本児童出版美術家連盟、JBBY、日中児童文学美術交流センター各会員
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感想・レビュー
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