月子

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  • サイズ B5判/ページ数 53p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784569684949
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

だめ犬がスター犬になったほんとうの話!

処分される直前に、子どもたちから手を差し伸べられただめ犬。家族として成長する犬の姿を通して、「生」と「死」を考える絵本です。

子どもたちは、おこづかいをためて犬を買うことを計画しました。子どもたちのお目当ては、真っ白なマルチーズです。ところが、子どもたちが買ってきたのは、黒いミニチュア・ダックスフント。なぜ?

▼子どもたちはペットショップで「耳のかたちが変」で「歯ならびも、なんか変」な黒い犬をみつけてしまいました。その犬は、明日が一歳の誕生日。女主人から、売れ残ったその犬は明日処分される運命だということを聞かされます。そのことを知った子どもたちは、黒い犬のことが気になってしかたありません。

▼さあ困った。とても困った。いったいどうしたらよいのだろう……。

▼その結果、あれほど欲しがっていた白い犬をあきらめて、不細工な黒い犬の方を買って、帰ったのでした。

▼―「月子」と名づけられた黒い犬が作家の家にきてから13年がたちました。成長した子どもたちは独立し、家を出ていきました。

▼ほんとうにあった愛と涙と命の物語です。

内容説明

子供とは、親とは、成長とは、老いるとは…。落ちこぼれのミニチュア・ダックスがまきおこす“愛と涙と命”の物語。

著者等紹介

新井満[アライマン]
作家、作詞作曲家、写真家、歌手、DJ、長野冬季オリンピックのイメージ監督など多方面で活躍中。日本ペンクラブ常務理事として平和と環境問題を担当している。画家に初挑戦した本作品によって絵本画家にもなった。1946年新潟市生まれ。上智大学法学部を卒業後、電通に入社。現在はチーフ・プロデューサー。小説家としては1988年に『尋ね人の時間』(文芸春秋)で芥川賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

53
全部がそうじゃないのかもしれないけれど、ペットショップの子犬たちは1歳の誕生日になると処分されてしまうのだそうだ。作者の家の子ども達がお金を出し合って、真っ白いマルチーズを買いに行ったのに、買ってきたのは真っ黒いミニチュアダックス。明日になったら処分されてしまうと聞いて、買ってきたのだそうだ。名前は『月子』作家である父親の本の登場人物の名前。月子と家族の話。実話だそうです。2014/07/21

KAZOO

42
童話らしい本になっていますが童話ではないのでしょう。新井さんの子供向けの本ということで犬と子供たちを含めた家族の物語をコラージュのような貼り絵でやさしく話してくれます。実際の話で、犬を中心にまとめたもので読んでいてやさしい気持ちになります。2015/04/23

みーまりぽん

4
絵本というか、切り貼りもしてるから、、、なに?コラージュ? 内容も、作者宅でわんこを飼ったよーという話で、いわゆるバカ親ならぬバ飼い主ってとこでしょうか。。 あ、絵日記って感じかな。2014/06/20

楓 a

3
死なんですんでよかったなぁ。 2011/04/26

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