出版社内容情報
海はブルーだけじゃない。色が満ちているんだ。
海といえば青と思いがちだが、実はたくさんの色に満ちている。世界の海を知りつくしている新進若手写真家が海の豊かな色彩を披露する!
海といえば、誰もが思い浮かべる色は、青。
▼しかし、よくよく海をのぞいてみるとそこにはたくさんの生きものの織りなす色がある。やさしい水色の海や、海底に沈む群青色、まるで地上の森をイメージするような緑色、黄緑。水をはじくビロードのようなアシカの茶色、カクレクマノミやえびに見られる美しい赤や朱色。そして、コガネヤッコやハナヒゲウツボのキュートな黄色。マンタの見事なまでの白と黒のコントラストも美しいし、イルカのグレーもある。
▼どの写真も、海の鮮やかな色彩に彩られているとともに、かわいい海の生き物に自然への温かい視線も浮かんでくることだろう。知らない世界をかいま見る魅力に、ひたることもでき、こどもからおとなまでが楽しめる一冊。
▼個性的な水中写真を撮り続けている水中カメラマン・鍵井靖章氏が世界の海で見つけた普段みることのできない海の色彩を披露する。
内容説明
みずいろ―海の色って、青色だけって思っていない?そんなことないよ。海の中にも、たくさんの色があるんだ。水色だって、ほらこんなに…。
著者等紹介
鍵井靖章[カギイヤスアキ]
1971年兵庫県生まれ。大学在学中に水中写真家を志し写真家・伊藤勝敏氏に師事する。モルディブ、オーストラリア、伊豆でのダイビングガイド業を経て、1998年独立。世界の海をフィールドに撮影を続けている。1998年にアニマ賞、2001年にドキュメント写真大賞ネイチャーフォト部門賞、2003年に日本写真協会新人賞をそれぞれ受賞している
安延尚文[ヤスノブナオフミ]
1965年神奈川県生まれ。子供の頃は天文少年、大学時代から登山やキャンプ、バードウォッチングを始め、今では山を下って海の中にいることもある。ネイチャー&アウトドア系が得意な編集者兼ライターとして、数々の図鑑や理科教材、雑誌記事などの編集・執筆に携わっている
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感想・レビュー
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- ガモウ戦記 文春文庫