出版社内容情報
うさぎのみみちゃんが考えるお母さんとは?
うさぎの子が考えます。おかあさんになるってどんなことだろうと。まずこどもの名前を呼ぶこと、こどもと手をつなぐこと、そして……。
お母さん、こどもをぎゅっと抱きしめてあげて……そんな強い願いが全編からながれている心温まる絵本。
▼主人公はうさぎの女の子ミミちゃん。そのミミちゃんが、きょうはぬいぐるみのお母さんになるのと友達のターくんにいいます。するとターくんは尋ね返します。「おかあさんになるってどんなこと」ミミちゃんは、春の野原の中で一生懸命考え考え答えました。「こどもの名前を呼ぶことよ」「それから、こどもと手をつなぐこと」そしてミミちゃんは、こどもが熱を出して懸命に看病するお母さんになりきって、こう答えます。「おかあさんになるってことは……、心配しておもわずぎゅっとだきしめて、おもわずなみだがでることよ」と。
▼独創的な絵本を作りつづけてきた内田麟太郎氏が、はじめて書いた母の絵本。中村悦子氏の優しい絵が大人をも魅了します。
内容説明
おかあさんになるってどんなこと?ミミちゃんとターくんはかんがえました。4~5歳から。
著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年福岡県に生まれる。絵本に「さかさまライオン」「がたごと がたごと」「うそつきのつき」など多数ある
中村悦子[ナカムラエツコ]
1959年群馬県に生まれる。児童書を中心に活躍。主な作品、「ありがとうフクロウじいさん」「雨のじょうろとあなぐまモンタン」など多数ある
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