出版社内容情報
英国の古い館のミステリアス・ファンタジー。
クレアが越してきた趣ある古い館・ステファニーハウス。そこに少年の亡霊が現れクレアを誘う。イギリスのミステリアスなファンタジー。
イギリスの都会から、いなか町に引っ越してきた少女クレア。家族と住むのは趣のある古い館「ステファニーハウス」。丘の上にひっそりとたたずむこの館を、家族はとても気に入るのだが、美しい女性と少年の亡霊が現れて、クレアになにかを求めているようだ。村の人々に館について尋ねるとみんななぜかこの話題をさけるので、クレアは友人となったローラとともに館の秘密を探りはじめた。幸いローラの父が博物館の館長だったため、いろんなことが次々と明らかになる。ステファニーハウスの昔の持ち主が、高価な宝石を館のどこかに隠していて、それがいまでもあるらしいというのだ。しかし、その宝石を狙っている者が、もうひとり、クレアの背後にしのび寄っていた。
▼ミステリーのような謎解き、いきいきとした女の子の活躍、イギリスの古い館に亡霊……と読み手の心をくすぐるモチーフがいっぱいのミステリー・ファンタジー。
内容説明
クレアは両親とともに、イギリス西部のいなか町に引っ越してきた。ここは趣のある古い館、ステファニーハウス。この館に、少年の亡霊があらわれるが、町の人びとは館について口を閉ざしたまま。クレアは、みちびかれるように館の過去の秘密を探り、高価な宝石のネックレスが隠されていることをつきとめた!ミステリーのような謎解き、いきいきとした女の子の活躍、歴史ある古い館に亡霊と読み手の心をくすぐるイギリスの物語。
著者等紹介
ヘイズ,ローズマリー[ヘイズ,ローズマリー][Hayes,Rosemary]
イギリスに生まれる。ニューヨークとロンドンで広告業に就いたのち、オーストラリアで6年間暮らした経験を持つ。3人の子どもの母親。現在は、イギリスのいなかで小さな出版社を経営しながら、子どもの本を執筆している。オーストラリアを舞台にした初めての児童書『Race Against Time』は1987年に、作家が初めて出版した児童書作品を対象に贈られる文学賞、キャスリーン・フィドラー賞の次点になった
清水奈緒子[シミズナオコ]
静岡県に生まれる。常葉学園大学外国語学部英米語学科を卒業。大人のための子どもの本の資料館「遊本館」スタッフ
三木由記子[ミキユキコ]
広島県に生まれる。東京芸術大学美術学部工芸科を卒業。デザイン会社勤務を経て、1987年独立、児童図書の仕事に専念する
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感想・レビュー
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