出版社内容情報
しゃぼんだまをつくるたのしい絵本です。
なかよしのいぬとねこがいてね。いぬとねこは夢中になって、おおきなおおきなしゃぼんだまをつくったんだ。だけど、気がつくと……。
おつきさまが、はなしてくれました。なかよしのいぬとねこがいてね。ふたりともおふろがだいすきなんだ。おふろにはいって、しゃぼんだまをつくるのがとくにすきなんだ。
▼でも、しゃぼんだまは、できるとすぐくっついてわれる。するとたいへんだ。さっそく、けんかがはじまる。「ぼくのは、こんなにおおきくなってたんだぞ」「ぼくのは、きみのなんかより、うんとおおきかったぞ」。けんかはどんどんひどくなったんだ。…
▼そして、ねるまで、いぬとねこのけんかはつづいたよ。おふとんにはいっても、ねむれないいぬとねこは、もういちどくらっべっこすることをおもいついたんだ。そこで、いぬとねこは、おふろにとびこんだ。
▼ところが、ふくらましたしゃぼんだまは、くっついてひとつになったんだ。
▼いぬとねこは、こわれないように、そーっと、そーっとしゃぼんだまをおおきくしたよ。
▼ちからをあわせたいぬとねこは、すっかりなかなおりできたんだって。
内容説明
いぬとねこはこわれないようにそーっとそーっとしゃぼんだまをおおきくしたよ。こーんなにおおきくなったんだ。4~5歳から。
著者等紹介
さとうわきこ[サトウワキコ]
東京都生まれ。日本児童出版美術家連盟会員、日本児童文学者協会会員。『とりかえっこ』(ポプラ社)で第1回絵本にっぽん賞受賞。長野県の岡谷と八ヶ岳で「小さな絵本美術館」主宰
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感想・レビュー
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