わたしのえほん
なかよし (新装版)

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 26cm
  • 商品コード 9784569684499
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

しゃぼんだまをつくるたのしい絵本です。

なかよしのいぬとねこがいてね。いぬとねこは夢中になって、おおきなおおきなしゃぼんだまをつくったんだ。だけど、気がつくと……。

おつきさまが、はなしてくれました。なかよしのいぬとねこがいてね。ふたりともおふろがだいすきなんだ。おふろにはいって、しゃぼんだまをつくるのがとくにすきなんだ。

▼でも、しゃぼんだまは、できるとすぐくっついてわれる。するとたいへんだ。さっそく、けんかがはじまる。「ぼくのは、こんなにおおきくなってたんだぞ」「ぼくのは、きみのなんかより、うんとおおきかったぞ」。けんかはどんどんひどくなったんだ。…

▼そして、ねるまで、いぬとねこのけんかはつづいたよ。おふとんにはいっても、ねむれないいぬとねこは、もういちどくらっべっこすることをおもいついたんだ。そこで、いぬとねこは、おふろにとびこんだ。

▼ところが、ふくらましたしゃぼんだまは、くっついてひとつになったんだ。

▼いぬとねこは、こわれないように、そーっと、そーっとしゃぼんだまをおおきくしたよ。

▼ちからをあわせたいぬとねこは、すっかりなかなおりできたんだって。

内容説明

いぬとねこはこわれないようにそーっとそーっとしゃぼんだまをおおきくしたよ。こーんなにおおきくなったんだ。4~5歳から。

著者等紹介

さとうわきこ[サトウワキコ]
東京都生まれ。日本児童出版美術家連盟会員、日本児童文学者協会会員。『とりかえっこ』(ポプラ社)で第1回絵本にっぽん賞受賞。長野県の岡谷と八ヶ岳で「小さな絵本美術館」主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

40
小さい子供のようで、ねこといぬのケンカも微笑ましかったです。似た者同士だから、ケンカもするけれど仲良しなんだよね。2018/08/01

momogaga

35
【大人こそ絵本】ケンカするほど仲が良い、と言います。まさしく、このふたりのことのよう。読み聞かせには最適のお話です。2023/09/01

annzuhime

30
4歳の三女が保育園から借りてきた絵本。仲良しの犬と猫。でもどっちのシャボン玉が大きかったかでケンカして…。ケンカするほど仲が良い。最後はやっぱり仲良しに戻って良かったね。でも三女はケンカしたきっかけのシャボン玉を見て「これは犬の方がちょっと大きかったね」と。もう終わったことを蒸し返しちゃダメよ笑笑。2023/10/12

花林糖

15
(図書館本)犬と猫が仲良く喧嘩して仲直りしたお話。大きなシャボン玉の絵、最後のお星さまに見守られて仲良く眠っている絵がお気に入り。2020/09/21

いっちゃん

11
小さい子にありがちなケンカ。考え方も似ているから、結局また仲良くなるんよね。2016/02/12

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