• ポイントキャンペーン

ノンフィクション未知へのとびらシリーズ
野球ボールに夢をのせて―スポーツ産業とスポーツ振興につくした水野利八

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 135p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784569684017
  • NDC分類 K289
  • Cコード C8023

出版社内容情報

野球への夢を事業に生かした水野利八の生涯。

野球への夢を、スポーツ用品事業とスポーツ振興に生かし、筋の通った経営姿勢をつらぬいた水野利八の生涯をえがいた物語。

スポーツ用品メーカー、ミズノの創業者水野利八の、事業とスポーツ振興にかけた一生を描くノンフィクション物語。

▼水野利八は若き日、京都で三校(今の京都大学)野球部の試合を見て野球にとりつかれ、スポーツ用品の製造販売をするかたわら、実業団や学生の野球大会を主催するなど、広くスポーツの普及にとりくんだ。その学生野球が、今の甲子園での高校野球大会につながっている。

▼また水野利八は、経営者としても、スポーツ産業を「聖業」と名づけ、品質勝負のフェアプレーを信条とした。戦後の物資不足時代にもヤミの原材料には手を出さず、裏取引をきらった。社員にも酒席接待、贈り物はしない、供応をうけないなど徹底し、ケチケチ商法ともいわれたが、その評価は死後に一変する。持ち株すべて(昭和46年、当時のお金で26億円)を、スポーツ振興にあてるよう遺言していたのである。

▼筋の通った経営姿勢をつらぬいたその一生を感動的に描いている。

[1]いたずらっ子 
[2]大きな志をいだいて 
[3]はじめて見た野球 
[4]たった二人の「水野兄弟商会」 
[5]第一回関西学生連合野球大会 
[6]野球ボールをつくろう 
[7]利八はアイデアマン 
[8]世界に負けない 
[9]ヤミをしたらあかん 
[10]スポーツ産業は聖業ですのや

内容説明

「甲子園野球大会」への道をつけたミズノ株式会社創業者、水野利八の、スポーツ産業とスポーツの振興にかけた一生を描く。小学中級以上。

目次

プロローグ 野球殿堂のレリーフ
いたずらっ子
大きな志をいだいて
はじめて見た野球
たった二人の「水野兄弟商会」
第一回関西学生連合野球大会
野球ボールをつくろう
利八はアイデアマン
世界に負けない
ヤミをしたらあかん
スポーツ産業は聖業ですのや
エピローグ水野利八の野球殿堂入り

著者等紹介

佐藤一美[サトウカズミ]
本名=村木一美。鹿児島県に生まれる。東京女子大学数理科卒業。児童向けノンフィクションを中心に執筆。日本児童文学者協会、日本ペンクラブ各会員

伊藤展安[イトウテンアン]
1936年生まれ。山梨県出身。日本児童出版美術家連盟会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。