出版社内容情報
デパートには、奇想天外な商品がいっぱい！
ぼくとお父さんとお母さんの三人で、デパートに買い物に行きました。でも、そのデパートで売っている商品は、奇想天外なものばかり！
今日は、ぼくとお父さんとお母さんでデパートに買い物に行きました。
▼エレベーターに乗り込んで、お母さんは2階の婦人服売り場で水着を買い、お父さんは5階の紳士服売り場で、パンツを買いました。ぼくは、6階のおもちゃ売り場で、くるまを買いました。すると……エレベーターは、45階のすもう売り場に到着。そこには、ちゃんこ鍋セットや土俵の砂などのお相撲グッズがたくさん！ お父さんは行司さんを買って、ぼくは横綱を買って、お母さんは思い切って頭を大銀杏にしました。
▼再びエレベーターに乗り込んで、次に到着したのが、91階の忍者売り場。だけど、忍者は隠れているので見つかりません。そして、459階では地獄の物産展、最上階では神様の特別セールと、不思議で奇妙な売り場が続きます。
▼三人は、各階でいろいろな物を買い込んで、エレベーターに乗り込んだのですが……？
▼ユーモラスなイラストとお話で、何度読んでも楽しめる一冊です。
著者等紹介
長谷川義史［ハセガワヨシフミ］
１９６１年大阪府藤井寺市に生まれる。１９９０年ＪＡＣＡ日本イラストレーション展入選
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
60
両親とPHPデパートに買い物に来た男の子。小さい時ってデパートのエレベーターはワクワクしましたね。このデパート、なんと459階もあります！絵が・・下手ウマで臨場感？たっぷりで楽しいです。神様売り場に「ビリケン」さんが居たので、作者は大阪生まれかなと思ったら、やっぱり。大阪に1年間だけ住んだ事があるのに、「ビリケン」さんは知らずじまい。お会いしたいです。2016/07/25
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
47
長谷川義史良いなぁ…デパートに行った親子三人。エレベーターに乗りお買い物。【以下ネタバレ】まずお母さんが婦人服売場で水着購入。早速おかしいのが、購入した水着をその場で着用。エレベーターガールの「上へ参ります」の言葉通りに、上の階へ行くに従って内容がエスカレートして行くのが痛快だ。最上階は有り得ない売場。親子三人でお金を使い果たし、妙なおまけが付いて来る（これが上手い）。絵も楽しい。売場の隅々まで見たくなる楽しいもの。こういう賑やかで、良い意味での幼児性のある絵本は大好きである(^-^)。面白い。2015/01/17
つくよみ
46
図書館本：なんでも売っているデパートに買い物に来た親子３人。エレベーターに乗って色々な売り場へ。「うえへまいりまぁす･･･。」の度に、ばんばん買い物。それにつれて、３人もどんどんお色直し。各売り場の様子は、迫力ある絵とカラフルな色に彩られ、描き込みも細かく、楽しいの一言♪上に行くごとにだんだん変な売り場が現れて、最上階の売り場は？最後のオチも効いていて、本当に楽しい一冊だった。本売り場が有ったら、どんな本が平積みになっていたのだろうか？見てみたい気がする。2013/09/14
mug
39
なにこのデパート！ 高っ!! まずはお母さんが、婦人服売り場でお買い物。 買ったものに着替えて次の階へ…😂 紳士服売り場で、お父さんもお買い物。 買ったものだけ身につけて次の階へ…😂😂 45階 お相撲売り場。 91階 忍者売り場。 まだまだ 上へまいります。 始めからツッコミどころ満載だったけど、 お相撲売り場から、お母さんが完全に壊れている…🤣 ツボの浅い👦は笑いが止まらなかった😁2022/03/12
二条ママ
28
4歳9ヶ月。図書館本。娘により読み聞かせ。お母さんが水着を買ったのはいいけど、お着替えしてて、そのままお買い物を続けるとは！そこからもう笑いが絶えなかった。実に愉快な絵本。2015/12/24
