出版社内容情報
まめつぶくらいの子牛・まめうしは、おかあさんが大好き! おかあさんの子への愛情と、子の親への思いやりが伝わる、楽しく心温まるお話。
「まめうし」は、豆粒ぐらいの小さな子牛。大きいお母さんの耳がお気に入りのベットです。そこで、その日あったことをお話します。お母さんにいっぱい遊んでもらったまめうしは言いました。「ぼく、ずっとお母さんと遊んでいたいから、いつまでも小さいままでいられたらいいなあ」。そしてこんな夢を見ます。お母さんも小さくなる夢です。まめうしが秘密の遊び場に案内すると、恐い狼に追いかけられます。「体が大きければお母さんを守ってあげられるのに……」、まめうしが思うと、ムクムクと大きくなって狼を追い払ってしまいます。「これからは、ぼくがお母さんを守ってあげるからね」。ちょうどそこで目の覚めたまめうしは、「すこしは楽チンになるよ」と、お母さんのしっぽを、エイッと持ち上げました。
▼母と子の愛情たっぷりの、ほほえましい姿をユーモラスな絵とともに描いた、大好評人気シリーズの第6冊目の作品。読み聞かせに最適の楽しい絵本です。
内容説明
ぼく、まめうし。まめつぶくらいのちいさいこうし。ずっとおかあさんとたのしくあそんでいたいからいつまでもちいさいままでいられたらいいなあ。4~5歳から。
著者等紹介
あきやまただし[アキヤマタダシ]
1964年、東京に生まれる。東京芸術大学デザイン科を卒業。『ふしぎなカーニバル』(講談社)で第14回講談社絵本新人賞を、『はやくねてよ』(岩崎書店)で’95日本絵本大賞を受賞。その他『くじらいぬ』(ポプラ社)『あしなが』(講談社)『うみキリン』(金の星社)『いちにちごっこ』(学研)『まめうし』シリーズ『ぶうたん』シリーズ『ひまわに』(以上PHP研究所)など、子どもの心をつかむ、ユニークで斬新な発想の絵本を描きつづけている
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
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