出版社内容情報
きゃべつにいちごににんじん??。あみちゃんが乗った電車には、いろんなお客さんが乗ってきます。夢いっぱいのかわいい絵本。 子どもは電車がだいすき。姿の見えない車掌さんの停車駅を告げる声。ドアが自然に開いて、見知らぬだれかが現れる瞬間。そんな電車の楽しさがいっぱいつまった一冊です。▼あみちゃんは、おばあちゃんに会うためにはじめてひとりで電車に乗りました。お客さんはあみちゃんひとり。「だれか乗ってこないかなあ」。そんなふうに思っていると、車掌さんのアナウンスが聞こえてきます。「つぎは、きゃべつだい。きゃべつだい」。電車が駅に着くと、なんときゃべつのおばさんが乗ってきて!! いちごやま、いもだに、にんじんちょう……。つぎつぎに聞こえる車掌さんの声。今度はどんな人が乗ってくるのかな? ページをめくる楽しさが広がります。▼カールおじさんで有名なイラストレーター・ひこねのりお氏の初めての絵本。明るくほのぼのとした世界が魅力です。ピンクのほっぺのあみちゃんとカラフルな野菜のお客さんたちのかわいいやりとりに思わず頬がゆるみます。
内容説明
「つぎはきゃべつだい。きゃべつだい」「つぎはいちごやま。いちごやま」…あみちゃんがのったやさいのでんしゃ。えきにつくたびいろんなおきゃくさんがのってきます。4~5歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
9
絵のひこねのりおさんは「カール」のキャラクターを描いたかたなのですね。野菜たちのファンタジー。電車に次々乗り込んでくる野菜たちの個性が、いい。みんな同じ駅で降りるところも、くすり。あみちゃんの小さな冒険は最後まで、楽しさ満点。2015/06/15
ぬのさと@灯れ松明の火
4
カールおじさんみたいな絵だと思いながら読んでいたら、同じ人の絵でした☆2012/02/21
きち
1
アニメ絵ですが、絵本らしい展開で最後のページでやっぱり駅員さんは!と笑えました。2008/10/24
さんご
0
大好きなアニメーター、ひこねのりおさんの「おやちゃい村」(明治製菓)のキャラクター。 絵は、ひこねのりおさんにお願いして描いてもらう。 担当編集者は、現在たくさんの絵本の作を書いていらっしゃる児童文学者の苅田澄子さん。2019/09/06