• ポイントキャンペーン

未知へのとびらシリーズ
カラスの大研究―都会の悪者か神さまの使いか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 129p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784569682129
  • NDC分類 K488
  • Cコード C8395

出版社内容情報

  どちらかというときらわれ者のカラスは、実は大変にかしこい鳥なのです。カラスと人間とのかかわりをおもしろく描いた物語。  本書は、人間の生活に昔からなじみの深いカラスをさまざまな面から研究したノンフィクションです。▼東京などの都会ではいまカラスをよく見かけますが、どちらかというときらわれ者といえるでしょう。生ゴミをあさり、食いちらかす。ツバメやカモなどの巣をおそうこともある。子育てのときには、人間をおそうことさえあります。▼しかし一方で、カラスはたいへんかしこい鳥でもあるのです。貝を空から舗装された道路におとして割って食べる。クルミを車にひかせて割って食べる。ニューカレドニア諸島には、ほそい棒をつかって木の穴のおくにいる虫をとって食べるカラスまでいるとのことです。そんなカラスは、日本でも外国でも、昔から神の使いともいわれ、おそれうやまわれてきました。▼数多くの写真とともに、カラスを通して環境問題から人間の歴史、文化まで考えさせてくれる一冊です。  ●線路のおき石事件 ●都市のカラスは生ゴミがすき ●きらわれ者のカラス ●カラスはどれほどかしこいか ●人間となかよしになったカラス ●カラスが鳴くと人が死ぬ ●カラスに豊作を祈る ●カラスは神の使いだった ●カラスは太陽にすんでいた ●光と火をもたらしたカラス

内容説明

カラスはどちらかというと、人にあまり好かれない鳥ですが、実はたいへんかしこくて、昔から「神の使い」とも言われてきました。カラスと人間との長いつき合いをさぐる興味つきない一冊。きらわれ者のカラスだって、よく見ればとても魅力的。環境問題から人間の歴史や文化まで考えさせてくれるノンフィクション。

目次

1 線路のおき石事件
2 都市のカラスの生ゴミがすき
3 きらわれ者のカラス
4 カラスはどれほどかしこいか
5 人間となかよしになったカラス
6 カラスが鳴くと人が死ぬ
7 カラスに豊作を祈る
8 カラスは神の使いだった
9 カラスは太陽にすんでいた
10 光と火をもたらしたカラス

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蛇の婿

17
カラスの生態やカラスにかかわる日本における目を引く事件、及び、神話、民話、民間伝承を子供を対象にざっくりまとめた本。インディアンの神話についてまで言及してあるけれど北欧神話のオーディーンの使い、フギンとムニンについて言及していないのは謎です。これもまた3本足のカラスであるのにw でも児童書であり専門書ではないからまあいいかww なんとなく嫌われているけれども、生態研究の対象としても民俗学的アプローチとしてもカラスは実に面白い素材であるよ、という、なかなか楽しい本でありましたw2015/12/11

mari

16
一度カラスをじっくり見てみたいと思うのだけれど、やはりプロのカメラマンでさえなかなか撮れないのですね。神の使いで聖なる鳥として日本のサッカー協会のエンブレムにもなっている三本足の八咫烏。アギーレジャパンもくれぐれもよろしく、とお願いしたい。2014/08/12

まるす

1
現代のカラスの話や生態にもっとページを割いて欲しかった。神話はあまり興味がわかなかった。羽根はよく見ると真っ黒じゃないんだよね、目もくりっとしていてかわいい。その尖ったくちばしでこちらの目をつついてきそうではあるが。2025/02/07

yokkin

0
カラスの習性や、宗教上の話など幅広く簡単に説明されています。2022/01/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/284171
  • ご注意事項

最近チェックした商品