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出版社内容情報
どちらかというときらわれ者のカラスは、実は大変にかしこい鳥なのです。カラスと人間とのかかわりをおもしろく描いた物語。 本書は、人間の生活に昔からなじみの深いカラスをさまざまな面から研究したノンフィクションです。▼東京などの都会ではいまカラスをよく見かけますが、どちらかというときらわれ者といえるでしょう。生ゴミをあさり、食いちらかす。ツバメやカモなどの巣をおそうこともある。子育てのときには、人間をおそうことさえあります。▼しかし一方で、カラスはたいへんかしこい鳥でもあるのです。貝を空から舗装された道路におとして割って食べる。クルミを車にひかせて割って食べる。ニューカレドニア諸島には、ほそい棒をつかって木の穴のおくにいる虫をとって食べるカラスまでいるとのことです。そんなカラスは、日本でも外国でも、昔から神の使いともいわれ、おそれうやまわれてきました。▼数多くの写真とともに、カラスを通して環境問題から人間の歴史、文化まで考えさせてくれる一冊です。 ●線路のおき石事件 ●都市のカラスは生ゴミがすき ●きらわれ者のカラス ●カラスはどれほどかしこいか ●人間となかよしになったカラス ●カラスが鳴くと人が死ぬ ●カラスに豊作を祈る ●カラスは神の使いだった ●カラスは太陽にすんでいた ●光と火をもたらしたカラス
内容説明
カラスはどちらかというと、人にあまり好かれない鳥ですが、実はたいへんかしこくて、昔から「神の使い」とも言われてきました。カラスと人間との長いつき合いをさぐる興味つきない一冊。きらわれ者のカラスだって、よく見ればとても魅力的。環境問題から人間の歴史や文化まで考えさせてくれるノンフィクション。
目次
1 線路のおき石事件
2 都市のカラスの生ゴミがすき
3 きらわれ者のカラス
4 カラスはどれほどかしこいか
5 人間となかよしになったカラス
6 カラスが鳴くと人が死ぬ
7 カラスに豊作を祈る
8 カラスは神の使いだった
9 カラスは太陽にすんでいた
10 光と火をもたらしたカラス
感想・レビュー
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蛇の婿
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