出版社内容情報
今日は節分です。「お父さん、まだかなあ……」ゆうちゃんが玄関のドアをあけた時、突然家の中に入ってきたのは、なんと鬼の子でした。 節分の日。「おとうさん、まだかなあ……」ゆうちゃんが玄関のドアを開けた時、突然家の中に入ってきたのは、なんと、おにの子でした。▼びっくりしているゆうちゃんに「節分のおにっていうのはね。ゆうちゃんたち人間に付いた悪い虫たちを、みんなまとめてもっていってあげるのが役目なのさ」とおにの子くん。ゆうちゃんが「ぼくのおなかに、そんな虫いないよう」というと「弱虫、泣き虫、怒り虫、みーんな俺様が追い払ってやるぞう」と、おにのお父さんの登場です。▼虫なんていないって思ったのに、おにのお父さんが金棒をつくと、ゆうちゃんのおなかのあたりから、変な虫たちがこぼれ落ちてきて……。▼節分のおにって、本当はいいおになんだと心が温かくなる、好評「ゆうちゃん」シリーズ第8弾! カバーの裏側についているおにの子くんのお面もきって使えます。
内容説明
おにはーそと、ふくはーうち、せつぶんのよる、ぼくのうちに、おにのこくんがやってきた!ゆうちゃんのえほん。4~5歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。@新潮部
7
《図書館‐通常》おにのこには、うちにもきてほしいなあ。2012/10/23
いろ
5
「鬼は年に1度,体内に溜まった悪い虫を持って行く」良い役割の存在として描いてある。「泣き虫・怒りんぼ虫・甘えんぼ虫…」色んな虫を追い出してくれ,体の中をすっきり「掃除」してくれて,また1年「いい子」で過ごせるようにしてくれた鬼に,苦手な豆を投げつけて追い払うのは申し訳なくなるよな~^^; 息子は ゆう君の体から出てきた「悪い虫」が真っ黒くろすけっぽい風貌で色とりどりに描かれたページが大好きv「節分は豆まきするから,それ以外の日にまた遊びにおいでね。」と言う ゆう君の言葉に4歳児「優しいねぇ。」と一言^^2013/02/02
にゃおん
2
ぼくの中の「おこりむし」「よわむし」「なきむし」を鬼が持っていってくれる・・・そうか、鬼って「いい鬼」だったんだ・・・幼稚園児だけでなく、小学校低学年でも読み聞かせに使えました。2012/02/02
かなきち
2
年少から。ぜひ節分の前に。意外と知らない鬼は外の由来。今年の節分から気持ちが変わりそうです。2011/11/07
まつり
0
【図書館】鬼が怖いので、途中からはドン引きしてた。2014/07/03