出版社内容情報
はやおきくんは、毎朝、山のふもとの町からにぎやかな町に行く路線バスです。今朝いちばんの客は、今まで見たことのない男の人です。 PHPのりものえほんシリーズの新しい一冊です。この絵本では、子どもたちの大好きな「バス」が登場します。 バスのはやおきくんは、毎朝、山のふもとの町からにぎやかな町に行くいちばんバスです。 毎朝のってくるお客さんはだいたい同じ顔ぶれで、はやおきくんはおぼえてしまっています。市立病院にかよう看護婦さん、工場にはたらきに行く人たち、団地前からのってくるお父さんやおねえさんたち。みんな「はやおきくんが、毎朝きちんと来てくれるのでたすかるよ」と、感謝しています。 ある日、最初の停留所からのってきたお客さんは、いままで見たことのない男の人でした。コートを身にまとい、ぼうしを目深にかぶって顔をかくしています。はやおきくんは気になりながら町に向かいます。 はやおきくんの活躍をえがくえほんです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りーぶる
16
動物の人間が混在していて、ちょっとややこしい感じ。娘もあれ?あれ?となっていました。(4歳)2020/07/24
いろ
4
山のふもとから大きな町の駅経由で動物園まで行く朝1番のバス「はやおきくん」の運行を描いたお話。いつもだいたい同じお客さんを乗せて のどかに走る様子は,ほのぼの感 満載。最初のバス停で乗ってきた,珍しく「はやおきくん」の知らないお客さんはミステリアスだけど,途中伏線があって,最後に種明かし♪ 4歳男児は,見返しの路線地図がやっぱり大好き^^ それと,出版情報のページに描いてあるストーリーとは無関係っぽい絵=バスの後ろを開いて運転手と整備技師が話している絵が気になっていた。バスのお腹の中に興味あるかな^^2013/02/14
ぷぅ
2
路線バスのはやおきくんが、色々なお客さんを乗せて走るお話。最初に乗ってきた男の人が、最後に降りて、種明かし。三歳の息子には少し文章が多かったかな。2016/04/23
ぼりちゃん
0
一番バスのはやおきくんの、日常と非日常が交錯するある朝を描いた絵本。いかにも怪しげな乗客が気になってしかたないおちび。最後にはその乗客の正体もわかり、すっきり(^^♪ バスの整備中の様子にも興味津々でした。4歳5か月。2019/08/23