出版社内容情報
小さなヘビが、大きくなりたくて、あらゆる努力をしていました。しかしワシに食べられてしまいます。そこでヘビのぬけがらが、ヘビの願いを受けつぎました。 小さな小さなヘビと、そのぬけがらの不思議な話。 ミミズにもからかわれる程小さなヘビは、サンゴヘビのおじょうさんと仲良くなって、海にいきたくても声もかけられません。オウムに、いっぱい食べて皮がぬけかわれば大きくなれると聞いたヘビは、がんばってぬけかわり次第に立派になりました。が、ぬけかわった瞬間、ワシにさらわれてしまいました。ヘビは自分のぬけがらに『世界一大きなぬけがらになってくれ!』と願いをたくしました。ぬけがらは、ヘビの願いをかなえようと、他のからなどをどんどん食べて大きくなります。しかし、それを妬むニシキヘビのぬけがらは、『遠い遠い砂漠の果てのほら穴に恐竜の卵のからが、ありますよ』と嘘をぬけがらに教えます。そして旅にでたぬけがらは、巨大になって戻り、ニシキヘビを驚かせます。『恐竜の卵のからはなかったが、大きなもぬけのからがあったのさ』
内容説明
あるところに小さな小さなヘビがいました。「大きくなりたいなあ。」これが小さなヘビのねがいでした。小学1~3年生向。
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