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出版社内容情報
明治の末に来日し、伝道者として、教育者として、また実業家として、人々の幸せのための活動に徹したW・M・ヴォーリズの感動の生涯。 明治の末に、英語の教師としてアメリカから日本にやってきた青年、ウィリアム・メレル・ヴォーリズは、滋賀県の近江八幡に住み、キリスト教の伝道者として、建築家として、また実業家として、大正、昭和期の日本に偉大な足跡をのこした。 キリストの精神である、愛にみちた理想の社会実現の夢を持ち、83歳で亡くなるまで、つねに人々の幸せを願いつつ活動した。 ヴォーリズは、建築家としては関西学院大学、神戸女学院大学、山の上ホテルなど、名建築と言われた建物を数多くつくるとともに、実業家としては、メンソレータムの近江兄弟社をつくった。しかし、それらの活動から得られた利益は、すべて学校や病院の建設と布教や伝導のために費やし、自分個人の財産にすることはなかった。 本書は、その感動の人生を、事実をもとにいきいきと描いたノンフィクション物語である。
内容説明
キリスト教の伝道者として、教育者として、また建築家、実業家としても偉大な足跡をのこしたウィリアム・メレル・ヴォーリズ。明治の末アメリカから日本にきて、滋賀県の近江八幡に住み、つねに人々の幸せを願いつつ活動したその感動の生涯を描く。小学校上級以上。
目次
第1章 ヴォーリズ先生
第2章 ふるさとの日々
第3章 あふれる情熱と愛
第4章 いつかりっぱな大樹に
第5章 人々の幸せのために