出版社内容情報
きつねは、冬にそなえてあちこちの家から食べ物をぬすんできました。やがて、おそろしい吹雪がやってきて……。友達の大切さをあたたかく描いた一冊。
内容説明
きつねは、ふゆにそなえてあちこちのいえからたべものをこっそりぬすんできました。「いるものはぜんぶそろったぞ」―やがて、おそろしいふぶきがやってきました。4~5歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くぅ
26
今日この暑さの中読んだけれど、冬に読みたい一冊。何か悪いことしてる自覚がある状態で悪いことしている場合、それを真正面から指摘するよりもこのクマさんみたいな対応が出来るとより反省する気がするなぁ〜(4歳3ヶ月)2021/08/30
遠い日
11
ずるいキツネの冬支度は、あちこちからの盗みで。真冬の大雪の後のアクシデントから、クマと関わりになって、少しずつ自身の態度は変わって行くけれど……。煮え切らない思いが残るのは、キツネが自分のしたことを一切謝らなかったこと。友だちになれば、したことが帳消しになるのかといえば、それはまた別の話。2018/10/23
mari
10
キツネはクマやウサギの食べ物をちょっと盗んで冬支度。冬の間にクマと出会って、、。冬ごもりには、少しの食べ物と友達が必要。キツネの反省するようすがあまり描かれてないけど、大切なことがわかったキツネの穏やかな表情がよい。2014/11/08
絵具巻
6
文京区立根津図書館で借りました。2015/11/03
ねこ
4
シンプルなストーリー。魅力は雪のトンネル。トンネルを掘るのって、楽しかったなあ。どこへ続くかわからないし、通じたときのあの達成感。おお、懐かしい(^^♪2015/08/14