出版社内容情報
雨の日、ビルの谷間の小さな公園に金色に輝く丸いテントが。つぎ子さんはそこで、ひまわりの入った不思議な箱をプレゼントされました。
内容説明
「はれた日には、かならずおひさまのひかりをたっぷりとあててください」つぎこさんがもらったかんそうき、ちょっとかわってるみたいです。小学1・2年生むき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
40
雨が続き、洗濯物がたまり困っていたつぎこさん。ある時、近所の電柱に「こがたのかんそうき ゆずります」の張り紙があり、乾燥機をもらいに行ったつぎこさん。その乾燥機とは・・。そして乾燥機を譲ってくれた若者たちは・・。昭和な絵にひかれて読みましたが、懐かしい田舎の風景とかがよく描かれていました。このおひさまかんそうき欲しい。2019/10/26
toy
0
瀬尾七重さんの物語は、メルヘンの向こうに登場人物の背景がちゃんと見えて、それが大人になって読み返すと、染みてきます…。 故郷の風景とか、大人になってやっといいなあと思うのかも。お日さま乾燥機欲しいです。2015/06/14