出版社内容情報
幼くして母をなくした瞳、双葉に、父の再婚相手の子・美子。三姉妹が奏でる恋愛の三重奏。女性の成長と再生を描く大人の恋愛小説。
内容説明
幼くして母を亡くした瞳、双葉に、父の再婚相手の子・美子の三姉妹。幸せな家庭を築いた瞳に、双葉が美子との夕食を持ちかけてきた。かつて瞳の恋人と関係をもってしまった双葉。その過去は姉妹の恋愛に暗い影を落としていた。以来、疎遠であった双葉からの連絡―。瞳は心に引っ掛かりを感じ…。一瞬にして人生が変わってしまう恋愛の素晴らしさと怖さ。名手がつづる大人の恋愛小説。
著者等紹介
小手鞠るい[コデマリルイ]
岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。1981年、第7回サンリオ詩とメルヘン賞を受賞。1993年、「おとぎ話」で第12回海燕新人文学賞を受賞。2005年、『欲しいのは、あなただけ』で第12回島清恋愛文学賞を受賞。2009年、絵本『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(絵/北見葉胡)でボローニャ国際児童図書賞を受賞。ニューヨーク州ウッドストック在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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