PHP文庫
知れば知るほど面白い 日本の城20―織田信長の安土城からキリシタンたちの原城まで

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569679082
  • NDC分類 521.82
  • Cコード C0195

出版社内容情報

五稜郭、小田原城、安土城、原城など、一度は行ってみたい城について、歴史に残る面白エピソードを、イラストと図解をまじえ大紹介!

内容説明

義を貫くのか敵に寝返るのか、栄達か没落か―。城には命を懸けた戦いの歴史と、人々の人生が詰まっています。本書では、日本の20の城にまつわる話をわかりやすく紹介。「たった六年ではかなく消えた安土城」といった有名エピソードから「食料を絶たれ地獄絵図と化した鳥取城」といったぞっとする話まで、臨場感あふれる描写で解説します。城がもっと好きになる一冊。

目次

第1章 城の戦いがわかる3つのキーワード(曲輪;本丸・二の丸・三の丸;切岸・石垣・堀・堀切)
第2章 城が舞台となった20のドラマ(旧幕府軍の生き残る道・蝦夷共和国―五稜郭;天下統一直前の秀吉による大虐殺の舞台―九戸城;幕府を守るため「朝敵」とされた会津藩のジレンマ―若松城;石田三成の水攻めから城を守ったのぼう様!―武蔵忍城;過去の栄光にしがみつく北条一族を打破―小田原城 ほか)

著者等紹介

千田嘉博[センダヨシヒロ]
1963年生まれ。奈良大学文学部文化財学科教授。大阪大学博士(文学)。奈良大学文学部文化財学科卒業。名古屋市見晴台考古資料館学芸員、国立歴史民俗博物館考古研究部助教授を経て、現職。1995年に文部省(現・文部科学省)在外研究員としてドイツ考古学研究所、イギリス・ヨーク大学に留学。2012年にドイツ・テュービンゲン大学客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Taka

15
全部のお城に行きたい。解説が短いのでこれは今は違わない?と思う部分もあるが。五稜郭。九戸城。秀吉の隠された虐殺。もっと知りたい幕末。会津若松城。のぼうの城が見たくなる忍城。領民を守りたい、小田原城。激闘高天神城。真田の城上田城。長篠城。落ちてばっかり岐阜城。戦神伝説、七尾城。小谷城。佐和山城。巨大山城観音寺城。行くべき!安土城。今もシンボル大阪城。真の武士備中高松城。飢え殺しの鳥取城。元就の有名、吉田郡山城。山城行きたい月山富田城。信仰と虐殺、原城。国宝も良いけど歴史に思いを馳せるのも楽しい2025/03/18

maito/まいと

5
日本の城の中から20を厳選し、それぞれの城にまつわるエピソードを紹介する一冊。このての本は色々あるけれど、この本の最大の特徴は、(このての本の中で)城の用語解説をかなりしっかりおこなっていること。なんとな~く城の写真や解説文を読むよりもはるかに城の理解が進むので、各地の城の解説と用語解説を交互に見るのがオススメ。デフォルメ画の戦国武将解説も未知の方にはわかりやすくて読みやすい。2012/11/12

Ryuji

3
★★★☆☆もう少し深くそれぞれの城について突っ込んで欲しかったかなという感想。エピソードにしてもほぼ知っている話ばかりだった。あと、この挿絵は必要なのか??と。個人的は「忍城」の話と「原城」の話は、知らない話もあり面白かった。2013/05/21

ひよこ

1
四国も欲しかった2021/01/12

はせけい

1
結構有名どころのお城の逸話集ですが、経緯があやふやだったりしたので、改めてお勉強(笑)ちゃんと曲輪とかの説明が入っていて有難いです。挿し絵はなくてもよかったかとも思いましたが、各武将の兜の多彩さがちょっと楽しめましたし、まあよかったかな?しかし、有名な話も実際に見ると印象が変わるもの。備中高松城の水攻めの堤防跡を見たとき、「こんな城から遠くに作ってんの!?馬鹿じゃねえの!?」と思ったことを思い出しました(笑)昔と今のスケールの違いも面白いですね。2013/12/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5531514
  • ご注意事項

最近チェックした商品