出版社内容情報
高度経済成長期の大阪。成績は「優」。でも小太り、泳げない、それにおねしょを気に病む「ぼく」の成長を描いた爽やか青春小説。
【著者紹介】
作家
内容説明
デブで、カナヅチ、オネショったれ。弱点だらけの小学六年「こぼん」ちゃん。学校には気になる女の子に、エコヒイキ教師…。苦手なライバルとの勝負の水泳大会はもうすぐ!でも最大のピンチは、最大のチャンスだ!変わりゆく町並み、失われる自然。一九六〇年代の大阪を「こぼん」のまっすぐな目を通してみずみずしく描く。“こころの少年少女”に贈る、涙と笑いの深~い成長小説。
著者等紹介
吉村喜彦[ヨシムラノブヒコ]
1954年、大阪生まれ。京都大学教育学部卒業。サントリー宣伝部勤務を経て、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
33
ううっ、かつがれた・・・2013/10/05
あらあらら
6
こぼん、頑張れ。昭和の設定は必要?2014/12/22
向日葵
1
真剣に夢みたことは実現する。終わり方がアレだったのでこの言葉が際立った。あ~泳ぎたくなったなあ(笑)2012/07/02
katsubek
1
解説で椎名誠も述べていたが、途中で「?」となる。おー、そういうお話か、と。で、そういう幻想的なシーンが終わると、また、元のリズムに帰ってゆく。不思議だこと。でも、ちょっと説教臭く、ちょっと普遍的じゃないかなぁ。まぁ、子ども視点で書いているということもあるからかも知れない。ストーリーそのものは素直なので、読みやすい。2012/06/20
anan
1
自分的にはちょっと消化不良な感じ。でもこぼんの成長は気持ち良かった。2012/06/17