PHP文芸文庫<br> 魔神航路―肩乗りテューポーンと英雄船

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PHP文芸文庫
魔神航路―肩乗りテューポーンと英雄船

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  • サイズ 文庫判/ページ数 324p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569678139
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

いきなりギリシャ神話の世界にタイムスリップし、神々と融合した若者たち。彼らが目指すべき場所とは。ユーモアと感動の長編冒険小説。

【著者紹介】
作家

内容説明

高校卒業後、半年ぶりに故郷で旧友たちと集まった信之だったが、ある事故によって突然、ギリシャ神話の世界に時空移動してしまう。しかも頭の中から、信之と融合したという「魔神」の奇妙な声が聞こえてきて…。仲間たちはどうなったのか、果たしてもとの世界に戻れるのか、そしてこの不思議な現象に隠された秘密とは?神々と英雄たちが入り乱れる、奇想天外な新感覚冒険小説。文庫書き下ろし。

著者等紹介

仁木英之[ニキヒデユキ]
1973年、大阪府生まれ。信州大学人文学部卒業。2006年『夕陽の梨―五代英雄伝』(学習研究社)で第12回学研歴史群像大賞最優秀賞、『僕僕先生』(新潮文庫)で第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

91
幼なじみの7人の若者が古代ギリシャに移送され、神話の神々や英雄と融合する。予備知識なしに読んだのでいろいろとびっくり。特に唐突なラストにえええーー⁉っとがっかりした。そんな終わり方?と思ったらシリーズものだったのか。こんな壮大な話が一巻で終わるわけないものね。昔見た古い映画『アルゴ探検隊の冒険』を思い出す。無茶な設定だけど、ギリシャ神話が好きなのでそれなりに楽しめた。2018/04/15

りょうこ

45
デコピンを痛がる神様(笑)可愛いではないか!これって以下続刊なんですね。知らなかった...なんにも解決してないのに残りページが少なくなったのである意味ハラハラしたのですが...(笑)次巻も気になるのできっと読むと思います。2012/05/15

nins

42
いろいろ出してきた仁木作品の新しい冒険ファンタジー。今度の舞台は神話の神々と英雄を混ぜ込んだ異世界。故郷で久しぶりに集まった友人7人。船で海に出た7人は巨大ななにかに襲撃を受け、ギリシャ神話の世界へ飛ばされる。しかも何故か神話の神々や英雄らと融合するハプニング。仲間達もバラバラに。信之と融合したのは魔人テューポーン。他にもいろいろな神々が登場。旅の都合上しかたないのかもしれないが、神々も急に増えるので誰が誰だかわからなくなったりも。後半に向かってようやく面白くなってきた所で終了。完全途中なので続きを是非。2012/05/20

アイゼナハ@灯れ松明の火

37
『僕僕先生』の作家さんによる、ギリシャ神話の世界を舞台にした書き下ろし作品とのことで期待度高めで読んでみました。えー、巻末に“終”というパートがあるのですが、これは一巻が終わるという意味なのかなぁ?物語としては全くの導入部だと思うので、続巻することを期待したい。2012/03/18

ひめありす@灯れ松明の火

34
一般教養としてしかギリシア神話を知らない私も知っているような登場人物がたくさん出てくるので、ああ次はこの人、この人も?!とどんどん話しが繋がっていきます。順風満帆に見えてコンプレックスだらけの青年、結局コンビナートの事故ってなんだったの?な遺児。穏やかで頑強な漁師。真意の読めぬヒロインに、見分けのつかない双子娘。そして人間よりも人間味にあふれて、そして残酷な神様達。登場人物が多いせいもあって、何となく散漫な印象になっているのが残念でした。この後が長く繋がるようなので、今回は人物紹介なのかなと思っています。2012/11/08

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