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出版社内容情報
戦国時代、奇跡のように豊かに栄える小さな国・乙賀国。それを治める神秘的な女城主・月姫を捨て身で護るくの一たちの活躍を描く。
【著者紹介】
作家
内容説明
戦国時代のある日、深い山と森に囲まれた新月国の川原に半裸の青年が打ち上げられた。記憶を失っていた彼は不死民と呼ばれる屍人に襲われそうになったところをドジッ娘忍者・桃香に救われ新月国に導かれる。そこは裂強の国の侵攻をかわし、幼くも神秘的な女城主・月姫が治める奇跡のように豊かに栄える小さな国であった…。そしてここには幼い姫君を捨て身で護るくノ一(女忍者)たちの活躍があった。「このミステリーがすごい大賞」優秀賞受賞作家・中村啓のライトノベル進出第1弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュエパイ
4
記憶を失って流れ着いた少年と、拾った天然ボケくのいちの里の物語、っと。あぁ、なんか忍者もののはずなのに、途中で戦争もあるのに、やたらめったらゆるいなぁ・・・。2012/02/03
無銘
2
記憶喪失の青年が忍者の里に拾われて、恩返しのために国の危機に奮い立つ。…なんだろう、妙に説明的というか、状況は実に良く理解できるがラノベ的な萌えが表現できているかというと微妙だ。イラストは実に良かった。服装の描写との間に齟齬があるのはある意味ラノベ的ではあるが(笑)。「作務衣姿」が妙に頻出していたが作務衣のイラストは1枚もなかったぜ!2012/08/27
samandabadra
1
ジュブナイルものってこんなストレートなお色気あってよかったんだっけ?なんとなく「まいっちんぐ真知子先生」とか永井豪のお色気物が許された時代を思い出す表現が気になった。あとがきにあるように努力して書いたんだなあと思ったが、のちにTVシリーズの原作になるような小説を出すことになる人も、迷いの時期があったのだあと思える。じゃあ、読めないかというとそんな作品でもありません。星5つ的な物差しなら3くらいかな(自分の好きな作家には甘いのかもしれませんが)2024/11/10
藤和田
1
ミステリーを書いてただけあって慣れてない感じがしたけど、個人的には満足。ヒロインとかサブキャラ達の話を読んでみたいな。続巻希望。2012/03/11
ころん
1
記憶を失い川原で目を覚ました青年は、不死民と呼ばれる屍人に襲われていた。そこに桃香と名乗る忍者が助けに現れ、新月国へと案内される。戦が起こっているにもかかわらず、ゆるい雰囲気で進む本作。普段は違うジャンルで本を書いてる作者さんのようで、とってつけたような萌え要素やラノベっぽさに激しく違和感。良くも悪くも、今までラノベを書いたことのないプロの作家さんがラノベを書いてみました、という感じ。2012/02/12