PHP文庫<br> もうだまされない!「身近な科学」50のウソ―原発、エネルギー、環境、健康知識のホント

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PHP文庫
もうだまされない!「身近な科学」50のウソ―原発、エネルギー、環境、健康知識のホント

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569677644
  • NDC分類 404
  • Cコード C0130

出版社内容情報

「100ミリシーベルトまでは安全」は本当か? 都合よく解釈されるデータのウラを読み解き、科学リテラシーを身につけるための入門書。

【著者紹介】
中部大学教授

内容説明

あれほど安全といわれていた原発がなぜ崩壊したのか?放射能が漏れても「ただちに影響がない」とはどのような意味だったのか?この国の政治家、学者、マスコミにだまされてはいけない!彼らの嘘と無知の実態を知れば、世の中の見方が変わるはず。本書では、原発問題から地球温暖化、リサイクル、医学、健康雑学に至るまで、常識と思われていた科学情報の虚構を縦横無尽に斬る。

目次

第1章 原発と放射能問題のウソ(福島第一原発の事故は、想定外の大地震のせいだから仕方がない;原発の耐震性はデータに基づいてきちんと決められている ほか)
第2章 エネルギー問題のウソ(日本はもっと自然エネルギーを活用すべきだ;水力発電や風力発電は環境に優しい ほか)
第3章 地球温暖化問題のウソ(温暖化は地球にとって悪いことだ;温暖化は科学的にも実証されている ほか)
第4章 環境とリサイクル問題のウソ(ダイオキシンは史上最悪の猛毒だ;環境ホルモンはオスをメス化する ほか)
第5章 医学と健康問題のウソ(添加物が入った食品は食べないほうがよい;狂牛病は恐ろしいので牛肉を食べるのは控えるべきだ ほか)

著者等紹介

武田邦彦[タケダクニヒコ]
1943年東京都生まれ。1966年東京大学教養学部基礎科学科卒業後、旭化成工業(株)に入社。1986年より同社ウラン濃縮研究所長を務め、自己代謝材料の開発に取り組む。1993年より芝浦工業大学工学部教授、2002年より名古屋大学大学院教授を経て、2007年より中部大学教授(専門分野:資源材料工学)。多摩美術大学非常勤講師。文部科学省科学技術審議会専門委員、内閣府原子力委員会専門委員。これまで東京大学などの非常勤講師、芝浦工業大学では評議員、学長事務代理などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちばと~る

11
テレビで度々拝見してて、胡散臭ぇ~と思ってましたが、読んでみたらこりゃまた目から鱗!!てゆーか勇気ありすぎでしょw原発はちょっとした地震で壊れちゃう超危険なシロモノで、無くても日本の電力需要は賄えるそうな。プルトニウムやダイオキシンはあんまり害がないそうな。コラーゲンは飲んでも美容効果は無いそうな。その他いっぱい目から鱗な科学情報満載!!面白いけど胡散臭い!!2012/04/01

加藤久和

4
太陽光、太陽熱、風力など自然エネルギーを利用した発電があたかも人にも地球にも優しいノーリスクの発電方法であるかのように喧伝されているが決してそうではない。太陽の光も風も無駄に降り注いでいる訳ではなく、多様な生物、植物がそのエネルギーを充分に利用しながら生命を維持している。人間が自然エネルギーを利用するということは、それらの生命を奪い生態系を破壊することにつながることを知っておくべきかもしれない。この本において武田邦彦氏が主張するように「自然からエネルギーを奪うと、奪った分だけ環境が乱れる」のである。2013/01/05

Takahiro

3
原発問題から健康・環境問題まで、現代の常識となっていることの真相(?)を暴いていく。著者の理論が正しいかは一旦置いておいて、私たちも物事を疑うことは大事であると思う。2017/10/22

Kunio Hanaoka

3
武田先生の近著では、これが情報量としていいかな。原発と放射能、エネルギー問題、地球温暖化、環境とリサイクルなど、目から鱗の説がたっぷり。 2014/07/23

Arowana

3
環境問題の嘘を暴く主旨の本を初めて読んでみた。手に取るまではスキャンダルな極言で話題を勝ち取る受け狙いの暴露本だろうという認識だったが、読後は新鮮味があり頭の体操になって良かった。この手の本音と実情を侃々諤々論じた本が書店に少数しか出回っていない現状を鑑みると、やはり政治的圧力や同調圧力の強さを察する次第である。「自ら考える能力」と「何でも疑う能力」の重要性を改めて実感させられた。この点はいくら強調してもしすぎるということはないだろう。2012/06/29

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