出版社内容情報
「1分でわかるダイジェスト」「源平イケメン対決」など、魅力的なコンテンツが満載! 古典嫌いでも楽しめる、エンタメ『平家物語』。
【著者紹介】
同志社女子大学教授
内容説明
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり…」の書き出しでおなじみの『平家物語』。「無骨で暗い軍記物」かと思いきや、離別、裏切り、主従愛など、そのテーマはじつにドラマティック。ひとたび読めば個性豊かな人物達にノックアウトされること確実だ。本書では愉快なキャラクターが、『平家物語』の真の魅力をナビゲート。マンガ&イラスト満載。
目次
第1章 栄える平家のあらすじ
第2章 反乱期のあらすじ
第3章 平家都落ちのあらすじ
第4章 平家衰退のあらすじ
第5章 人物篇
第6章 雑学篇
著者等紹介
小林賢章[コバヤシタカアキ]
1949年生まれ。同志社女子大学表象文化学部教授。日本の中古~中世文学、軍記物の研究者。現在は古代の時間に関する表現の研究も進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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京
41
平家物語が、本当に簡単にまとめられてます!・・・と言いつつ、他の本にフラフラしつつ読んだからこんなに時間かかっちゃったけど・・・(笑)個人的に、有名なシーンやとても優れた表現が用いられている部分について、原文・超訳・背景なども含めた解説が載っているのがとてもよかった!(´∀`*)小まめに家系図や情景などのイラストが挟んであり、また巻末の出演者紹介も史実と虚構をきちんと分けて解説しているため、全体的に読み易く仕上がってます(・ω・*)平家物語や源平にこれから入るぞ!っていう方にはオススメかと♪2012/06/17
よみ
6
いたましいエピソードが多いので、読むときに覚悟が必要なのですが、平家物語も結構好きです。 ただ、なに盛がどの盛かわからなくなるという致命的な欠点を抱えています… 両陣営の家系図がついていたら、この本完璧だったのになぁ。2017/06/11
こぽん
3
平家物語のとっかかりとしておススメの本。1巻から11巻までのあらすじを一気読みし、それぞれの主要登場人物について押さえられるので分かりやすかった!あと、中におまけで入っているマンガがかなり面白い!『平家物語』に萌えポイントがあるなんて予想だにしなかった……!(笑)2012/02/01
KiKi
1
こういう本は苦手・・・・ ダイジェストと言えばダイジェスト。 でもねぇ・・・・ 何て言うか高校生時代の古文の教科書や副読本の方がまだマシな感じがしちゃうんですよねぇ。 実家にあったからちょっと手に取って読んだだけだし・・・・。2013/10/17
amr
1
何人かで書いてるせいか知らんけど、同じエピソードが3回くらい出てきたりしたw 著者の主張がちょっとうるさい感じやったけど別に不満はない。 ざっとおさらいできたからまあ良かった!
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