PHP文芸文庫
清盛

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569677521
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「出生の謎」を秘めた一人の武士が、平家の棟梁として時代の変革者に成長していく姿を描く。2012年大河ドラマ主人公の真実の生涯!

【著者紹介】
作家

内容説明

数百年におよんだ貴族政治に幕を引き、史上初めて武家政権を誕生させた平清盛。本書は、出生の謎を秘めた無頼の若武者が、平家の棟梁として時代の変革者たり得ていく過程を、史料を踏まえてダイナミックに描いた歴史長篇である。保元・平治の乱により対立勢力を一掃、太政大臣に昇って一族の栄華を極めながら、志半ばにして病に倒れる清盛の生涯と、かれをめぐる政治のダイナミズムが見事に活写されている。

著者等紹介

三田誠広[ミタマサヒロ]
1948年6月18日大阪市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。1977年『僕って何』で芥川賞を受賞。現在、武蔵野大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ともくん

40
吉川英治『新・平家物語』を読んで、平清盛に興味を抱いた。 本書は、『新・平家物語』と比べると淡々とした語り口で史実を述べている感じだ。 平安時代の公家や貴族、武士の名前がややこしく、読みづらかった。2018/07/01

金吾

30
大変読みやすい本でした。後白河法皇が濃すぎる分、清盛や平家の基盤がかなりあっさりしていて、今までの印象と異なりますが、それもまたよしと思いました。2023/07/10

i-miya

25
2012.04.20(初読)三田誠広著。 2012.04.16 法皇の皇太子時代、東宮学士を務めていた。その父、後三条天皇の東宮博士でもあった、今68歳、法皇と大江。源平のとき、それぞれのひ孫が、活躍する。後白河法皇と鎌倉幕府の重鎮、大江広元である。院政の発明は、後三条天皇である。長く続いていた摂関政治、藤原摂関家の私財、増大させた。朝廷の権威は落ち、地方政治は崩壊の危機。2012/04/20

i-miya

25
2012.04.10(初読)三田誠広著。 2012.04.08 (カバー裏) 数百年の貴族にピリオド、初の武家政権、清盛。出生の謎秘めた無頼の若者が時代の変革者となる過程、史料を踏まえダイナミックに描く。保元・平治の乱、太政大臣への道、病で倒れる。   (あとがき) 評伝っぽい。   2012/04/10

i-miya

22
2012.04.29(つづき)三田誠広著。 2012.04.27。 元永二年(1119)、男児、誕生。鳥羽天皇の中宮、璋子(たまこ)が皇子を産んだ。璋子=後の待賢門院(たいけんもんいん)。 藤原公実(きんざね)=白河法皇の側近(閑院流=傍流)。公実の四代前の太政大臣、藤原公季(きんすえ)の邸宅=閑院。公季=藤原道長の叔父。道長から嫡子の頼通へ、さらに直系の子孫へ継承され公季の子孫は没落した。2012/04/29

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