内容説明
出羽三山の一つ、湯殿山麓の映画ロケ現場から素性の知れないミイラが発見された。その所有権を巡り、山の持ち主と村民との争いが生じる中、肝心のミイラが忽然と消失。さらに、事件は連続殺人へと発展する。日本有数の即身仏信仰の聖地で起きた惨劇はミイラの祟りなのか―。ロケ地入りしていた女優・月宮蛍の依頼を受け、推理作家の長山と編集者の亜里沙、そして塔馬双太郎が錯綜する怪事件に挑む。
著者等紹介
高橋克彦[タカハシカツヒコ]
昭和22年(1947)、岩手県生まれ。早稲田大学卒。昭和58年、『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞し、文壇デビュー。昭和61年に『総門谷』で吉川英治文学新人賞、昭和62年に『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、平成4年に『緋い記憶』で直木賞、平成12年に『火怨』で吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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