出版社内容情報
日本はなぜ、あの戦争に敗れたのか。日本思想史と世界史の隠された構造から真実を読み解き、日本の在るべき姿を問うた著者渾身の一冊。
【著者紹介】
評論家
内容説明
日本人はいかなる精神で生きてきたのか。著者は中世から幕末、昭和史を一貫して突き動かしてきたものとして、中国の官僚・文天祥の存在に注目する。しかし、その精神は敗戦とともに失われたという。その背景にあった「世界史の構図」とは何か。そこから見えてきた、日本人の歩むべき道とは何か。かつてない視点で日本史の全体像を読み解き、真実を抉り出した論考。
目次
第1章 「義」の思想を日本が受容した
第2章 現在につながる仏教と神道の対立
第3章 江戸中期の思想家、富永仲基を評価する
第4章 黒船来航とロックフェラー石油財閥の始まり
第5章 明治維新はイギリスの世界戦略の中に組み込まれていた
第6章 昭和史の背後に戦争を仕組んだものたちが潜む
著者等紹介
副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師を経て、常葉学園大学教授を務めた。日米の政界・シンクタンクに独自の情報源を持ち、金融経済からアメリカ政治思想、法制度論、英語、歴史など幅広いジャンルで、鋭い洞察と緻密な分析に基づいた論評を展開。また、副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰し、日本人初の「民間人国家戦略家」として講演・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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