内容説明
自分の将来が不安。勉強しなきゃとは思うけど、何をやればいいかがわからない…。そんな人のために、当代きっての経営コンサルタントが“自分を急成長させる”学びの極意を伝授。「大、中、小と3種類の目標を立てる」「一つのテーマに絞って集中的に学ぶ」など、勉強のやる気&効率が高まり、将来の不安も一気に消えるヒント満載!巻末に「一流をめざす人の必読書リスト」を収録。
目次
序章 三十代からは「学習歴」で差がつく!
第1章 最初に知っておくべき勉強法以前の大原則
第2章 最短の時間で目標を達成できる「戦時」の最速勉強法
第3章 十年後に大きな差がつく「平時」の教養勉強法
第4章 学習効果がアップする「九つの鉄則」
第5章 人からしか学べない能力もある
終章 学び続ける人には運も味方する
著者等紹介
堀紘一[ホリコウイチ]
ドリームインキュベータ代表取締役会長。1945年、兵庫県生まれ。東京大学法学部卒業後、読売新聞経済部を経て、1973年から三菱商事に勤務。ハーバードビジネススクールでMBA with High Distinction(Baker Scholar)を取得後、ボストンコンサルティンググループで国内外の一流企業の経営戦略策定を支援する。1989年より同社代表取締役社長。2000年6月、ベンチャー企業の支援・コンサルティングを行うドリームインキュベータを設立、代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
MAMI
15
著者の頭が良すぎて私が思っていた内容とはちょっと違った。勉強の仕方というよりテストなどでどこが出るかの研究をしていたなど私の頭では理解ができなかった。とりあえず聞く、咀嚼する、再構築することが大事らしい。2018/03/03
アルカリオン
10
KindleUnlimited オーソドックスな解説・啓発本というよりは「俺の背中を見て学べ」的な感じ。ユニークかつ鋭い視点で参考になる内容が書かれてはいるが、どちらかというと著者のファン向け。(かくいう私もファンだが)2022/07/19
こばきよ
9
もう40代なので手遅れ的に読みましたが、勉強を始めるのに遅すぎることはない、「エバーオンワード(限りなき前進)」の精神など、非常に共感する内容も多く、自己啓発意識の再生という面で、ありがたかったです。私も3年前にある資格をとりましたが、「資格そのものには何の価値もない、後にどれだけ価値のある仕事をできるかだ」と明確に言われると、おっしゃる通りと自身を省みました。与えられた教育から自ら求める教育へ、何はともあれとにかく始める、習慣化する。すぐ役立たないものほど効用は大きい。勉強ってそうだよなと思いました。2012/10/26
takam
8
著者の読ませ方のうまさが彼の勉強法の成果を示している。いつも20代のころの中途半端な仕事の仕方について引け目を感じてきたが、30代からも挽回が聞くと主張する著者に励まされた。著者の元のベースがかなり高いので信じていいか微妙だが。著者は若いころから戦略的に物事を進めてきている。短期決戦のために選択と集中をどのように行うべきか、長期的に仕込む種を探索することに長けている。その素地が読書や傾聴、仕事を通して身に着けたことを披露する。著者の話のうまさに引き込まれて、あっという間に読了した。2019/08/25
鈴木
7
勉強に対する本質的な考え方を学べた。何かというと「長く続けることが上達する唯一の方法。だからとにかく継続することが大切」 ボストンコンサルティンググループの日本代表にまでなった人から、こんなシンプルな事を言われてしまうと、継続するモチベーションが上がる。 他にも色々と考え方について勉強になることが書かれていて、読んで良かった。 あと、著者が20代は全然勉強してなくて30過ぎてから急に勉強をはじめたというのが自分と全く同じで、なんだか嬉しくなった。2019/09/03