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出版社内容情報
南極からやってきた不定形なメイドさん。彼女と縁で結ばれた少年少女の織りなす、少し奇妙なハートフルスロットル・コメディ!
内容説明
優しくて献身的で家事万能、だけど人外。不定形のメイドさん、テケリさんが新井沢トオルのもとにやってきてから一ケ月ほど経った。魔術師を名乗る級友のあさひ・ピーバディとその使い魔バロールは、五月の事件後も彼らの家に入りびたり、ほとんど居候状態。あさひはテケリさんと、トオルはバロールとそれぞれ交流を深め、クラスメイトを自宅に招待したりと、楽しくも奇妙な感じの日々が続いていた。そんな日常を、一本の電話が大きく揺るがせた―『お前の家、見張られてるぞ』。語られなかった数多くの謎が解き明かされていく中、長らく続きが待ち望まれてきた不定形メイドとご主人様の物語が今、改めて開幕。
著者等紹介
森瀬繚[モリセリョウ]
作家、ライター、編集者、ゲーム会社の営業など様々な顔を持つ。「クトゥルー神話研究家」として関連の著作多数
静川龍宗[シズカワタッソウ]
ゲームシナリオやゲーム攻略本、ファンタジー解説書などの執筆を手がけてきたライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
28
クー音さんゲスト出演の第二巻。1巻の時と違いあさひが普通にヒロインしだしたりクラスメイトの個性が発揮されたりと前回よりもキャラの魅力が上がってますね。展開も結構シリアスなおかげでメリハリの利いた作品になってきたかな。変に攻めずいい意味でラノベらしい展開でした。主人公の謎が少しだけ明かされたりしたわけですが今後は妹も出てくるのかな?とりあえず次巻は早めにお願いします。2014/07/04
王蠱
24
物語が本格的に動き出す第二巻。単巻完結でも充分に魅力的だったがこうして続きが出るとやはり楽しくてしゃあない。原作が原作だけにまぁそりゃそうなるかもねと言ってしまえばそれまでなのかもだが、日常を静かに、しかし確実に侵食してくる影の気配。最後に示唆されたトオルの「性質」とテケリさんの同族(?)、今見えているだけでも二つの方面から近づいてくる絶望の気配に彼らがどう動き、そしてどんな結末を迎えるか・・・ps:クー音姉さん登場には大歓喜wwてかマジで世界線移動についても話出たしこりゃ本格的にコラボくるか!?2013/05/22
水無月冬弥
19
森瀬繚先生(@Molice)の #ラノベ 。テケリさんやあさひがかわいいだけでは終わらない話だった。まさか主人公にいろいろな謎があるとは。しかも伏線はまだ隠れているようだし。うーん、クトルフに詳しくないんだけど、主人公のあの設定はなんなんだろ?2013/05/23
あなほりふくろう
19
ちびテケリさんたちがキッチンでミュージカル♪ CG24とかガンダムカラーかと思ったらやっぱりだったw モビー・ディックにクラーケンはお約束。クトゥルフ以外にも小ネタが散りばめられていて、楽しい。自分は1巻を最近読んだのでダメージは少ないのだけど、3年ぶりの続巻はテケリさんやあさひがかわいいだけじゃない、これからテケリさんを巡る物語のプロローグたる内容。順調に続巻が刊行されるなら、続きを大いに期待したい。ひとつ、あとがきにもあるようにトオル再生の秘密など、1巻を読み返したけどちょっと解りづらかったかも。2013/05/07
dorimusi
16
ショートショートをつないだような、1話1話の短さは気になるものの面白かったです。もしやなろうで公開してるのか?とか思ったり。 ところであとがきを2023年に読んでるとなんかもの悲しくなりますね。てっきり完結しているものだと思っていました。面白かっただけになんか騙された気分…… 2023/07/29