内容説明
iPod、iPhone、iPad…。数々の革新的な商品で世界を魅了しつづけるアップル社の天才CEOスティーブ・ジョブズ。彼がここまで成功できた要因は一体どこにあるのだろうか?本書は、彼が無名だった20代前半から、アップル追放の挫折をへて、現在の成功に至るまでの発言を厳選し、解説を加えた。「我慢さえできれば、うまくいったも同然なんだ」など、時代の寵児から人生のヒントを学ぶ。
目次
第1章 ジョブズ「発想のセオリー」を語る
第2章 ジョブズ「負けない生き方」を語る
第3章 ジョブズ「すごい口説き文句」を語る
第4章 ジョブズ「心の幸福論」を語る
第5章 ジョブズ「バカと賢者の差」を語る
第6章 ジョブズ「どん底からの脱出」を語る
第7章 ジョブズ「人が動く一言」を語る
著者等紹介
桑原晃弥[クワバラテルヤ]
1956年広島県生まれ。慶應義塾大学卒。業界紙記者、不動産会社、採用コンサルタント会社を経て独立。転職者・新卒者の採用と定着に関する業務で実績を残した後、トヨタ式の実践、普及で有名なカルマン株式会社の顧問として「人を真ん中においたモノづくり」に関する書籍やテキスト、ビデオなどの企画、編集を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
29
2010年刊。優秀さには色々ある。多くの場合、様々な情実を抱えた人とのネットワークを維持し、支えられる人が優秀とされる。ジョブズの優秀さは、個々人の情実などスルーして、人間という動物を大掴みに洞察する力にある。彼を模倣するのは難しい。一か八かで彼になり切るしかないだろう。以下、好きな言葉。⚫︎歳をとればとるほど、動機こそが大切だという確信が深まる⚫︎何が起こるかをぴたりと当てることはできない。しかし、どこへ向かっているかを感じることはできる⚫︎何を欲しいかなんて、それを見せられるまでわからない2025/04/01
玖良やまだ
25
禅をやっていたようだが、初期仏教からの引用が多い。でもスティーブ・ジョブズの行動言動は、今だったらパワハラだろうね。いろいろやって早死になんて、日本的には、波乱万丈の人生だ。「幸せ」という言葉をよく使っていたが、幸せは、探すものじゃなく、気付くことです。2020/02/27
のり
21
ページ数は少ないが面白い。語録と同時にジョブズの人生史も簡単ではあるが読むことができる。読んでイメージしたジョブズの人物像は性格のキツイアメリカ版"坂本龍馬"といった感じです。仕事は決して妥協せず、社員には無理難題を押し付ける、厳しい言葉もズバズバ言う、だけどもジョブズに魅了されジョブズの夢という名の船に乗船してしまう。名語録ではあるが誰にでも真似できるものではなくジョブズ専用の語録に感じる。心の密かな柱として残しておきたいと思わせる本だった。ジョブズはすげぇと思う反面一緒に仕事したくないなぁとも思った。2014/12/18
ようはん
15
ジョブズという人間は本書でも紹介されている「スティーブはまさに刺激的な存在だ。豊満で、暴虐で、激しく、ないものねだりの完全主義者だ。そして精力的で、構想力があり、カリスマ的で、さらに強情で、譲らず、まったく我慢のならない男だ」というスカリーの賛否両論的な評価がしっくりくる。本書で紹介されているジョブズの言葉の数々を見ても底知れないパワーのような物が感じられる。 2023/06/30
たか
15
スティーブジョブズに興味があったので読んでみた 噂通り激しく熱いひとでした 一つのことを一生やり続けられると確信する日がくる えー言葉や 元気とやる気がもらえた。2015/11/27