出版社内容情報
横浜を舞台にした「真崎薫シリーズ」第2弾!
県警を去り、探偵事務所を構えた真崎薫の前にかつての友人・長坂秀郎が現れる。その再会は事件の始まりであった。シリーズ第2弾。
神奈川県警を辞め、私立探偵の看板を掲げた真崎薫のもとを、高校時代の野球部の仲間で、今はスポーツ選手の代理人を務めている長坂が訪ねて来た。その依頼を受け薫は、やはり昔の仲間であり、メジャーから日本に戻ってきたプロ野球選手の結城と会う。憔悴した様子の結城は、息子が誘拐されたと真崎に打ち明けるのだったが……。横浜を舞台に繰り広げられるハードボイルド小説、待望の第2弾。
●第一章 再会の日
●第二章 第一の敗北
●第三章 沈滞
●第四章 渦に呑まれる
●第五章 第二の敗北
内容説明
神奈川県警を辞め、私立探偵の看板を掲げた真崎薫のもとを、高校時代の野球部の仲間で、今はスポーツ選手の代理人を務めている長坂が訪ねて来た。その依頼を受け薫は、やはり昔の仲間であり、メジャーから日本に戻ってきたプロ野球選手の結城と会う。憔悴した様子の結城は、息子が誘拐されたと真崎に打ち明けるのだったが…。横浜を舞台に繰り広げられるハードボイルド小説、待望の第2弾。
著者等紹介
堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
59
前作は堂場作品の中ではイマイチかな、という気がしてましたが、これはシリーズものとしては前作を上回る珍しい展開だったと思います。ただしみなさんの感想を先に読んでいたので、私にしては犯人は早くからめぼしつけられましたが。(笑)ミステリーとして謎解きを楽しむよりも、日常的に料理を楽しんだり、恋をしたり、という堂場さんもお好きなスペンサーシリーズをちょっとだけ意識した作品なのかな、という気がしました。楽しかったです~。2014/03/16
TakaUP48
44
甲子園のシーズンに合わせて読了。元高校球児の3人が、子どもの誘拐事件を通して、それぞれの人生を背負っての人間模様。でも、少々重たい感じがした。神奈川県警捜査一課「猟犬」と呼ばれた真崎馨が、私立探偵として活躍という話。真崎薫シリーズ3部作の2作目だったというのは知らなかった。 2018/08/08
のんのん
35
ストーリーや展開は あまりひねりが無く 犯人も早い段階で見当がついてしまいますが だからと言って飽きてしまう感じではなかったです。ハラハラ ドキドキしながら犯人を見つけ出したい方には不向きですが 私はそれなりに楽しめました。2014/04/14
ユザキ部長
28
なんで警察届けないんだろ?深掘りせずにササッとすすんだけど、一億だよ?全く理解に苦しむ。2025/01/25
ゆめ
23
★★★ ハラハラドキドキを求めなければ 楽しめる一冊。 これもまたありだと思います。2015/09/03
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