出版社内容情報
21世紀の日本のあり方を示唆した憂国の書。
戦中は大本営参謀、戦後は日本経済を復興、成長させた経営者である著者が、日本の21世紀のあるべき姿を7人の識者と語った憂国の書。
戦中は大本営陸軍参謀、その後、関東軍参謀等を歴任。戦後は、十一年に及ぶシベリア抑留を経験。帰国後は、伊藤忠商事に入社、商社マンとして、戦後日本の経済を牽引してきた瀬島龍三。その祖国に対する深き思いは、永い抑留生活中に強くなった。
▼経済人として、臨調の委員になるなど、将来の日本をどこへ導くか、この大きな問題に関わってきた。「祖国日本」を思う気持ちはさらに強まり、「日本をどのように後代に引き継いでもらうか」という憂国の思いに至った。
▼本書は、瀬島龍三が、政治・経済・外交・教育などにわたり、祖国日本の方途を、稲盛和夫・梅原猛・岡崎久彦・加藤寛・西澤潤一・渡部昇一ら、時の知性と模索した対論集である。
●まえがき
●プロローグ これからの日本 瀬島龍三
●第一章 歴史の蘇生 渡部昇一・瀬島龍三
●第二章 経済と倫理 稲森和夫・瀬島龍三
●第三章 国際社会と日本 岡崎久彦・瀬島龍三
●第四章 政治の道標 佐藤誠三郎・瀬島龍三
●第五章 行革の核心 加藤 寛・瀬島龍三
●第六章 教育の再建 西澤潤一・瀬島龍三
●第七章 宗教と哲学 梅原 猛・瀬島龍三
●エピローグ 二十一世紀を拓く方々へ 瀬島龍三
内容説明
戦中は大本営陸軍参謀、その後、関東軍参謀を歴任。十一年に及ぶシベリア抑留から帰国後は、商社マンとして、戦後日本の経済を牽引してきた瀬島龍三。その祖国に対する深き思いは、永い抑留中に育まれ、晩年には「日本をどのように後代に引き継いでもらうか」という憂国の思いに至った。本書は、瀬島龍三が、政治・経済・外交・教育などにわたり、祖国日本の方途を時の知性と模索した対論集である。
目次
プロローグ これからの日本第1章 歴史の蘇生(渡部昇一・瀬島龍三)
第2章 経済と倫理(稲盛和夫・瀬島龍三)
第3章 国際社会と日本(岡崎久彦・瀬島龍三)
第4章 政治の道標(佐藤誠三郎・瀬島龍三)
第5章 行革の核心(加藤寛・瀬島龍三)
第6章 教育の再建(西澤潤一・瀬島龍三)
第7章 宗教と哲学(梅原猛・瀬島龍三)
エピローグ 二十一世紀を拓く方々へ
著者等紹介
瀬島龍三[セジマリュウゾウ]
明治44年富山県生まれ。陸軍士官学校、陸軍大学校を卒業後、昭和14年大本営陸軍参謀となり、その後、関東軍参謀を歴任。敗戦後、ソ連抑留。31年帰国し、33年伊藤忠商事に入社。機械第3部長、業務部長を経て、37年取締役就任。38年常務、43年専務、47年副社長、52年副会長を経て、53年会長となり、56年相談役、62年から特別顧問(平成12年まで)。ほかに、昭和56年より58年まで第二次臨時行政調査会(土光臨調)委員、58年より61年まで、第一次臨時行政改革推進審議会(第一次行革審)委員、昭和62年より平成2年まで、第二次行革審・会長代理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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