出版社内容情報
世界の哲学者・思想家たちの「人生論」に学ぶ。
プラトン、セネカ、ダ・ヴィンチ、カントなど、世界の賢人が「人生」を論じた言葉を引きながら、現代の読者に役立つよう解説した好著。
「エロス(恋)とは感覚的なものから精神的なものに前進しようとする努力である」(プラトン)、「贅沢品とか、生活の慰みと呼ばれているものの多くは、単に不必要であるばかりか、かえって人類の向上をさまたげている」(ソーロー)、「すべての苦しみを地獄の中に移し替えたあとでは、天国には退屈しか残らなくなる」(ショーペンハウアー)――世界史に燦然たる輝きを放った哲学者・思想家・芸術家・文学者・科学者たちの言葉は、現代を生きる私たちに未だに滋味あふれる示唆を与えてくれる。
▼本書はセネカからニーチェ、アインシュタインまで、21人の西洋の知の巨人たちの具体的な言葉を引用しながら、彼らの生き方や人生のエピソードと絡めつつ、著者独自の視座からおのおのの「人生論」を解説した異色の評論。数々の名言・金言を踏まえながら、生きること考えることの大切さ、面白さに気づかせてくれる好著である。
▼『人生論からのメッセージ』を改題。
●プロローグ
●プラトン
●エピクロス
●セネカ
●レオナルド・ダ・ヴィンチ
●フランシス・ベーコン
●モンテーニュ
●カント
●ゲーテ
●ソーロー
●スタンダール
●チャールズ・ダーウィン
●ショーペンハウアー
●ニーチェ
●フロイト
●ドストエフスキー
●トルストイ
●ヘルマン・ヘッセ
●モーム
●アインシュタイン
●マックス・ヴェーバー
●ヴェルナー・ゾンバルト
●エピローグ
●参考文献
内容説明
世界史に燦然たる輝きを放った哲学者・思想家・芸術家・科学者たちは、「人生」の問題をいかに考え、語ったのか。本書は、西洋の知の巨人たちの具体的な言葉を引用しながら、彼らの生き方や人生のエピソードと絡めつつ、著者独自の視座からおのおのの「人生論」を解説した異色の評論。生きること、考えることの大切さ、面白さに気づかせてくれる好著である。
目次
プラトン
エピクロス
セネカ
レオナルド・ダ・ヴィンチ
フランシス・ベーコン
モンテーニュ
カント
ゲーテ
ソーロー
スタンダール〔ほか〕
著者等紹介
金森誠也[カナモリシゲナリ]
1927年、東京都生まれ。東京大学文学部独文学科卒業。日本放送協会(NHK)勤務後、広島大学教授、亜細亜大学教授、静岡大学教授、日本大学教授を歴任。現在、著述家、翻訳家。専門はドイツ文学、ドイツ思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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