出版社内容情報
『徒然草』は人間と人生についてしっかりと描かれている。ある時は人としての心構えが、ある時は元気づける言葉が書かれた生き方の書。
ヘタな人間論や人生論より『徒然草』が面白い。
鎌倉時代に吉田兼好が著した「日本三大随筆」の一つ『徒然草』。「高名の木のぼり」「仁和寺の法師」「良き友、悪しき友」をはじめ、兼好の鋭い観察眼とユーモア溢れる雑感を交えた逸話の数々は、時代を超えて愛読され、今日でも人々の心を魅了してやまない。
▼著者も、人生の時々に『徒然草』を読んできた。大きな転機のとき、失意のとき、兼好の文章は常に良きヒントをくれたという。自分の思いの通りに進まぬ人生を、いじけずに、面白がって生きるには何が大事なのか。
▼読むたびに、そのつど学ぶところがあり、新しい発見がある。不安の時代を生きる現代人に、「心のカウンセラー」吉田兼好は、どんな知恵をくれるだろう。
▼ときに立ちふさがる壁を前に勇気づけ、また疲れた心を癒し、そして悩みを痛快に笑い飛ばす。――叡智に満ちた兼好の名言を読み解きながら、心軽やかに生きる手がかりを提供する「人生の道しるべ」といえる。
▼『「徒然草」的生き方』を改題。
●プロローグ 世間と人生の間(はざま)を生きる
●第一章 人生さまざま、人それぞれ
●第二章 短所と長所
●第三章 一所懸命と活私奉公
●第四章 名人・達人に学ぶ【その一】
●第五章 名人・達人に学ぶ【その二】
●第六章 肩の力を抜く話
●第七章 笑いながら生きる
●第八章 良き友、悪しき友
●第九章 親友は本当に必要か
●第十章 贅沢と質素
●第十一章 「生き甲斐」から「生き方」へ
●第十二章 乱世に生きる
●第十三章 自然と人生の絆
●エピローグ 兼行という達人の「目」
内容説明
著者は、人生の時々に『徒然草』を読んできた。大きな転機のとき、失意のとき、兼好の文章は常に良きヒントをくれたという。自分の思いの通りに進まぬ人生を、いじけずに、面白がって生きるには何が大事なのか。読むたびに、そのつど学ぶところがあり、新しい発見がある。不安の時代を生きる現代人に、「心のカウンセラー」吉田兼好は、どんな知恵をくれるだろう。
目次
世間と人生の間を生きる
人生さまざま、人それぞれ
短所と長所
一所懸命と活私奉公
名人・達人に学ぶ
肩の力を抜く話
笑いながら生きる
良き友、悪しき友
親友は本当に必要か
贅沢と質素
「生き甲斐」から「生き方」へ
乱世に生きる
自然と人生の絆
兼好という達人の「目」
著者等紹介
江坂彰[エサカアキラ]
1936年(昭和11年)、京都生まれ。京都大学文学部卒業。大手広告代理店の幹部社員を経て独立。作家兼経営評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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