内容説明
お爺さんは山へ柴刈りに、お婆さんは川へ洗濯に…。童話「桃太郎」の話を知らぬ者はいないだろう。しかし、この「桃太郎」に限らず、「浦島太郎」や「かぐや姫」「一寸法師」などの「おとぎ話」は単なる童話ではなく、古代史の真相に行き着く「民族の記憶」であると著者は指摘する。本書では「おとぎ話」を手がかりに、古代史の謎を大胆に推理してみた。
目次
おとぎ話と古代史の奇妙きてれつな関係の巻
浦島太郎と武内宿禰の謎の巻
『竹取物語』に隠された古代史の闇の巻
金太郎伝説と酒呑童子説話の裏側の巻
一寸法師と崇る水の神の巻
ヤマト建国とおとぎ話の不思議な関係の巻
因幡の白兎に隠された邪馬台国の巻
桃太郎と謎の吉備の巻
ヤマトタケルとヤマトの謎の巻
鶴の恩返し(鶴女房)の謎の巻
天の羽衣伝承に残された謎の巻
カゴメ歌の謎の巻
伊勢神宮とトヨの秘密の巻
著者等紹介
関裕二[セキユウジ]
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。古代をテーマにした書籍を意欲的に執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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