出版社内容情報
賢者の石、エリクサー、ホムンクルス……。中世ヨーロッパで一世を風靡し、神の技と呼ばれた驚異の術=錬金術の知られざる秘密に迫る!
神の技と呼ばれた驚異の術、その秘密に迫る!
賢者の石、エリクサー、ホムンクルス……。
▼これら映画、アニメ、ゲームですっかりおなじみの錬金術。その歴史を遡ると、現代科学や医療のルーツになっていることが少なくない。
▼本書は、錬金術を読み解く基礎知識に加え、古代から近現代まで実在した錬金術師たちの横顔とエピソードをリアルなイラストを交え紹介。
▼
●黄金生成から不老不死、そして宇宙の創造――賢者の石
▼
●錬金術のもうひとつの秘術、人造人間とは?――ホムンクルス
▼
●カバラの秘儀によってつくられる、命ある土人形――ゴーレム
▼
●神であり人である伝説の存在―ヘルメス・トリスメギストス
▼
●賢者の石の生成に成功し、永遠の命を得る――ニコラ・フラメル
▼
●非科学的な研究に熱中した、「近代科学の父」――アイザック・ニュートン
▼など、中世ヨーロッパで一世を風靡し、神の業と呼ばれた驚異の術の秘密に迫る!
▼文庫書き下ろし。
●第1章 すべてに通じる錬金術の物語
●第2章 誕生期の錬金術師たち
●第3章 勃興期の錬金術師たち
●第4章 混迷期の錬金術師たち
内容説明
映画、アニメ、ゲームでおなじみの錬金術。その歴史を遡ると現代科学や医療のルーツになっていることが少なくない。本書は、錬金術の基礎知識に加え、古代から近現代まで実在した錬金術師たちの横顔とエピソードをリアルなイラストを交え紹介。「賢者の石の生成に成功したとされるニコラ・フラメル」など、ヨーロッパで一世を風靡し、神の業と呼ばれた驚異の術の秘密に迫る。
目次
第1章 すべてに通じる錬金術の物語(卑金属を貴金属に変えることだけが、その使命ではない錬金術とは何か?;“神の御業”の起源は古代エジプトにまでさかのぼる錬金術の歴史 ほか)
第2章 誕生期の錬金術師たち(神であり人である伝説の存在 ヘルメス・トリスメギストス;錬金術の奥義が記された新緑の板 聖典エメラルド・タブレット ほか)
第3章 勃興期の錬金術師たち(科学として錬金術に向き合った哲学者 アルベルトゥス・マグヌス;14年間もの監禁生活を送った苦難の大科学者 反骨の人ロジャー・ベーコン ほか)
第4章 混迷期の錬金術師たち(錬金術と同じものを目指したルネサンス知識人 レオナルド・ダ・ヴィンチ;薔薇十字団の後継組織と称される、国際的秘密結社 フリーメイスンと錬金術の密なる関係 ほか)
著者等紹介
澤井繁男[サワイシゲオ]
1954年生まれ。札幌市出身。京都大学大学院修了。イタリア・ルネサンス文学・文化専攻。学術学士(東京外国語大学)。現職は作家兼関西大学文学部教授であり、自然魔術を中心にルネサンス文化を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
ヴェルナーの日記
紺
サワダ タカヤス