内容説明
日本が世界に誇る業務改善法、トヨタ式。しかし、多くのビジネスパーソンが「知識」で理解していても、「知恵」として活用できていないのでは?本書はトヨタ式の伝道師が、自分を高め仕事がうまくいくための実践的な知恵を紹介。「『仕方がない』を禁句にせよ」「成功は『あと少し』の積み重ね」「一気にやるより一番にやれ」など、自らを改善するヒント満載。
目次
1章 仕事に困難は多いが不可能は少ない―トヨタ式「すぐやるクセ」の始め方
2章 発想を変えるにはシステムを変えよ―トヨタ式「スピード問題解決」術
3章 「あれこれ」より「まずこれ」をやれ―トヨタ式「カイゼン」実行法
4章 自分を少し抑えれば「自分」がより活きる―トヨタ式「分担力」の伸ばし方
5章 いい善後策はいい予防策のはずだ―トヨタ式「失敗活用」のノウハウ
6章 やるべきことは「人」に尋ねよ―トヨタ式「現場の力」の鍛え方
著者等紹介
若松義人[ワカマツヨシヒト]
1937年宮城県生まれ。トヨタ自動車工業に入社後、生産、原価、購買の各部門で、大野耐一氏のもと「トヨタ生産方式」の実践、改善、普及に努める。91年韓国大宇自動車顧問。92年カルマン株式会社設立。現在同社社長、中国西安交通大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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James Hayashi
17
イマイチ2019/06/25
Masa03
0
実践あるのみ。 この著者の本、何冊か読んだことがありますが、今回が一番しっくりきました。まぁ、内容的には今までのものと大同小異なんですが、一番変わったのは読み手の自分の状況と心理状態かな。 今までは、近視眼的に自分の仕事だけを効率化させて、それを横展開していれば、良かった(逆を言えば、その程度でも十分効率化になるほどそれ以前が非効率だった)けれど、年次も上がり、もっと大きな視座から全体の効率をど…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2013/07/16
myori
0
2008年に読んだ本を再読。社会人6-7年目に読んだ時と、13年目に読むのと大分印象が異なる。捨てずに手元に置いておいて良かった。自分の中に何となく蠢いてる思いがすっきりここに書かれている。日曜の朝に清々しい本。2015/03/08
mimm
0
こ…これ、官の人にこそ実践して欲しいわ…。 自分接客畑ですが、実践したいと思う箇所はたくさんありました。読んだだけでも少しステップアップした(ような)気持ちになる一冊。…いや、それじゃ駄目なんだけど。モチベーションは確実にアップしました。2014/12/23
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- カブキブ! 1 角川文庫