PHP文庫<br> 真田昌幸―家康と秀忠を翻弄した稀代の名将

電子版価格
¥660
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

PHP文庫
真田昌幸―家康と秀忠を翻弄した稀代の名将

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 413p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569670881
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

戦国屈指の謀将の鮮烈な生涯を描く人物小説。

二度に亘って徳川軍を苦しめ、天下に名を轟かせた真田昌幸。神算鬼謀、機略縦横、寡兵を以って敵を撃ち破った稀代の名将の生涯を描く。

甲斐の武田信玄をして「わが両眼の如し」と言わしめ、次代の勝頼に側近として仕えた真田昌幸――。

▼少年時代を人質として過ごした昌幸は、「真田一族は誰からも自由でなければならぬ」と強く願うようになる。主家滅亡後は、旧武田領を狙う「上杉・北条・徳川」三つ巴の強国を手玉にとって、独立独歩の道を歩んでいく。そして上田の土地を死守し、小豪族から念願の大名へと飛躍を遂げるのだった。

▼そんな昌幸の「小が大を打ち負かす」痛快ぶりは、天下人の秀吉から「表裏比興の者」(不埒者)、家康から「稀代の横着者」と非難されたが、それは真田一族の生き残りをかけて、昌幸が大々名の身勝手さに対抗したものである。

▼家康の天下取りとなる関ヶ原合戦では、決戦場へと向かう秀忠軍3万8千を相手に引けを取らず、信州上田の地に翻弄して、その武名を天下に轟かせた。

▼「神算鬼謀」「機略縦横」をもって生涯、強敵に挑み続けた戦国屈指の智将を描いた力作!

●プロローグ 朝霧の城 
●第一章 川中島の戦い 
●第二章 真田家の秘密 
●第三章 上州の覇権 
●第四章 東海道の雷鳴 
●第五章 三方ケ原の戦い 
●第六章 武田勝頼の動き 
●第七章 長篠の銃撃戦 
●第八章 高天神城の攻防 
●第九章 運命の天目山 
●第十章 本能寺の変 
●第十一章 虚々実々の駆け引き 
●第十二章 信州上田城の激闘 
●第十三章 昌幸、最後の戦い 
●エピローグ この世は夢よ 
●「真田昌幸」関係年表  

内容説明

武田信玄をして「わが両眼の如し」と言わしめ、次代の勝頼の側近に仕えた真田昌幸。主家滅亡後は、旧武田領を狙う上杉・北条・徳川三つ巴の強国を手玉に取り、念願の独立大名へと飛躍を遂げていく。家康の天下取りとなる関ヶ原合戦では、戦場に向かう途上の秀忠軍3万8千を信州上田の地に翻弄し、その武名を世に轟かせた。「神算鬼謀」をもって大国に挑んだ稀代の名将を描く。

著者等紹介

二階堂玲太[ニカイドウレイタ]
1943年、神奈川県に生まれる。日本文藝家協会会員、日本ペンクラブ会員、財団法人新鷹会理事。2004年、第34回池内祥三文学奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あい

1
昌幸の本で、武田時代がこんなに書かれてるのってあんま見かけなかったような……? 気のせいかな? 武田滅亡までで三分の二あった。上田合戦がさらっとしか書かれてなかったのがちょっと残念……2018/08/21

ぱぐびぃ

1
小説としてはリズムが悪く読み難い。痛快に読みたいサビの部分が貧弱で、武田の盛衰の方にページを取られてそこは冗長過ぎる気がした。真田周辺についてこれまで読んでこなかった部分が書かれているという面では興味深い点もあった。2011/09/16

Ryuji

0
★★★★

いつかはビーエム

0
東北旅行中読破2009/11/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/369954
  • ご注意事項

最近チェックした商品