内容説明
「地黄八幡」の旗印の下、河越夜戦をはじめ、数々の合戦でその名を轟かした北条綱成。彼の存在なくして、北条氏の関東制覇はありえなかった―。関東北条氏二代目の氏綱の信頼を受け、北条一門に迎えられた綱成は、関東の地を狙う甲斐武田、越後上杉など数多の強敵と激戦を繰り広げる。常に北条軍の先鋒として無類の強さを誇った「地黄八幡の闘将」の生涯を描く力作長編歴史小説。
著者等紹介
江宮隆之[エミヤタカユキ]
1948年、山梨県生まれ。72年、中央大学法学部卒業。89年、「経清記」で第13回歴史文学賞、95年、「白磁の人」で第8回中村星湖文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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