内容説明
縁あって夫婦になった二人。しかし、一緒に生活しているあいだには、波も立てば、風も吹く。相手の長所よりも、短所のほうが目についてもくる。様々な出来事を乗り越えて、よき夫婦になるコツとは何だろう?―多くの夫や妻が知りたいテーマに「なるほど」というアドバイスを贈るのが、この本。いろんな事例を紹介しつつ、91の知恵と秘訣が示されている。
目次
第1章 人生の伴侶を得るということ(「妻のいない男は葉のない木である」;「一人でいる幸せ」は本当なのか ほか)
第2章 夫婦を長続きさせる秘訣(「結婚して良かった」といえる幸せがある;妻のグチや世間話にもっと耳を傾けよ ほか)
第3章 結婚しても、男と女(夫婦は生涯に「四回」の危機を経験する;妻に「同じ墓はイヤ」といわれない秘策 ほか)
第4章 夫婦こそ最高の人間関係(男が変わらないと「家庭」はもたない;「友達夫婦」は理想の夫婦ではない ほか)
第5章 別れはいつかやってくる(日常会話の中のしみじみとした夫婦愛;感謝の気持ちがあったら態度で示せ ほか)
著者等紹介
川北義則[カワキタヨシノリ]
1935年大阪生まれ。1958年慶應義塾大学経済学部卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。文化部長、出版部長を歴任。1977年退社、日本クリエート社を設立する。現在、出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として、新聞・雑誌などに執筆。講演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マカロニ マカロン
6
個人の感想です:B-。夫婦の会話が足りないとき、夫はとにかく「聞いてあげる」という姿勢を示すのが一番。夫婦は「一心同体」と言われるが、著者はむしろ「一心異体」を進め、スーチーさんが英国に夫を見取りに行かなかったことや、旅行の時に別々の飛行機に乗り、万が一の事故に備える夫婦の例を挙げる。確かに両親が一遍に死ななければ、『アナと雪の女王』のトラブルは起きなかっただろう。ただ、「なんで女性が土俵に上がりたがるか不思議でならない」という著者の見解には賛成できない、女性への差別は完全に撤廃すべきだと思う。2019/04/19
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