内容説明
日本海軍が誇るエース・パイロット坂井三郎。傑作戦闘機「零戦」を駆って出撃すること二百余回、六十四機もの敵機を落とした“撃墜王”である。その戦歴は中国戦線から始まり、日米が開戦すると、フィリピン、ジャワ、ラバウル、硫黄島、本土防空戦と転戦を続け、愛機と共に数々の伝説を生んだ。「不撓不屈」の精神で太平洋戦争を最後まで戦い抜いた真のサムライの激闘を描く。
目次
第1章 中国戦線の奮闘(戦闘機無用論;初めて敵機を撃墜する ほか)
第2章 大空を翔けるまで(『葉隠』の里に生まれる;青山学院中学部を退学 ほか)
第3章 南洋を転戦(台南航空隊で燃料節約飛行訓練;日米開戦、濃霧で発進が遅れる ほか)
第4章 ラバウル航空隊(バリ島からラバウルへ;笹井中隊のエースたち ほか)
第5章 本土防衛戦(元・台南航空隊の仲間と別れる;大村航空隊から横須賀航空隊へ ほか)
著者等紹介
松田十刻[マツダジュッコク]
昭和30年(1955)、岩手県盛岡市生まれ。立教大学文学部卒業。新聞記者などを経て執筆活動に入る。本名・高橋文彦(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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