内容説明
戦国から徳川時代を舞台に歴史小説の秀作を数多く発表してきた著者は、史料を読み込む過程で出合った「知られざる史実」をもとにした随筆の名手でもある。本書は、信長・秀吉・家康をめぐる意外な事実や、知られざる武将たちの素顔など、興味津々の話題が満載された歴史エッセイ集。直木賞作家ならではの「歴史の読み筋」を大いに堪能できる。
目次
第1章 信長・秀吉をめぐる真実
第2章 戦国の男、ここだけの話
第3章 戦国の女たち、知られざる実像
第4章 徳川時代をめぐる秘話
第5章 通説の「裏」を読む愉しみ
第6章 歴史作家の見るところ
著者等紹介
中村彰彦[ナカムラアキヒコ]
1949年、栃木県栃木市に生まれる。本名・加藤保栄。東北大学文学部卒。73年より91年まで文藝春秋に勤務。72年、第34回文学界新人賞佳作入選。87年「明治新選組」で第10回エンタテインメント小説大賞、93年『五左衛門坂の敵討』で第1回中山養秀文学賞、94年「二つの山河」で第111回直木賞、2005年『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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