内容説明
わずか55名でスタートしたソフトバンクグループの子会社が、従業員数1375名の独立企業へと大変身を遂げた。衰退著しい金融業界において、なぜこれほどの成功を収められたのか?本書では、企業の成長・発展には「人づくり」が不可欠であると語る著者が、中国古典をはじめとする先哲たちの教えを交え、人材育成の要諦を説いた。指導者の資質から心構えにいたるまで、次世代を担うリーダー必読の一冊。
目次
第1部 講話篇(惜命―生命への深い愛惜の念;仕事観―艱難辛苦に感謝する心;指導者―求められる人間的魅力)
第2部 訓話篇(歴史の教訓に学ぶ―バブル崩壊と大デフレ;「後発の利」との闘い―中国のWTO加盟にあたって;「イノベーター」の精神―さらに厳しい時代を迎えて;「大義名分」と「タイミング」―意思決定の心構え ほか)
著者等紹介
北尾吉孝[キタオヨシタカ]
1951年、兵庫県生まれ。74年、慶應義塾大学経済学部卒業。同年、野村證券入社。78年、英国ケンブリッジ大学経済学部卒業。92年、野村證券事業法人三部長。95年、孫正義社長の招聘によりソフトバンクに入社。現在、SBIホールディングス株式会社代表取締役執行役員CEO(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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らっそ
4
気になった箇所:「惜福」「分福」「植福」/「人生、冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、以て大事成すべし」/感謝の気持ちを素直に伝えると、本当の意味で色々なことをやってくれた人の労をねぎらう気持ちも深くなります/「独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は必ず人を恐る、人を恐るものは必ず人に諛うものなり」2014/10/08
まがみ
0
ハード面よりもソフト面に重点を置いた本。どのようにそのソフト面を形成していくかを古人の文献や経験を通しておしえてくれる。固いかと思ったけど、なかなか読みやすく面白かった。再読したいな2014/12/18
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