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PHP文庫
日本軍の教訓―いまだからこそ学ぶべき

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  • サイズ 文庫判/ページ数 211p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569669144
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0131

内容説明

日本人が作り上げた最大の組織である“日本軍”。その成功と失敗の分水嶺はどこにあるのか?―本書は、「建制なき軍隊は『烏合の衆』」「軍隊の中心は『中佐・少佐』であった」「『エリート参謀』の功罪」「山本五十六は名将だったか」など、“戦う組織”の知られざる実像と、その勝敗を分けた制度上の問題点を検証する。日本人が新たな組織をおこし、リーダーシップを発揮するうえで教訓となる好著。

目次

第1章 組織と「建制」―「戦う組織」の光と影(建制なき軍隊は「烏合の衆」;郷土連隊と「戦陣訓」がもたらしたもの ほか)
第2章 「参謀本部」という問題―ラインとスタッフ(「エリート参謀」の功罪;ペーパーの上で行われた戦争 ほか)
第3章 「将帥=トップマネジメント」の条件―名将・凡将・愚将を分けるもの(陸大・海大の教育の失敗;指揮官たちはまともに戦争を指導していたか ほか)
第4章 「大将の器」を検証する―政略・戦略・戦術の設計学(山本五十六は名将だったか;戦略・戦術は十分だったか ほか)
第5章 いま「日本軍」を読み直す理由―「新しい日本」に目覚めるために(日本軍の「戦訓」に何を学ぶか;「外交不手際時代」の国づくりを模索せよ ほか)

著者等紹介

日下公人[クサカキミンド]
昭和5年兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業後、日本長期信用銀行入行。同行取締役、東京財団会長を経て、現在、社会貢献支援財団会長、三谷産業非常勤監査役。『新・文化産業論』でサントリー第一回学芸賞受賞。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲイターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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有無

0
大体海外では、大学で軍事を学ぶのと同時に組織学があるそうです。日本軍の組織的欠陥は日本の企業などの組織にもとても勉強になると感じました。必読の本と感じます。2011/01/02

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