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上野正彦の「死体学」ノート―死体を見れば、事件の真相は必ず見えてくる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569668666
  • NDC分類 498.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

法医学者は、なぜ事件の偽装を見破れるのか?

死体をみれば「事件の真相」は必ず見えてきた。2万体もの「死体」と向き合い続けた名監察医が、死体に残されたメッセージを読み解く。

増え続ける自殺、バラバラ殺人、親殺し子殺し……。毎日のように悲惨な事件のニュースが流れて、「死」について嫌でも考えさせられる機会が増えている。そんな現代社会に向けて『死体は語る』というベストセラーを生んだ名監察医は、何を伝え残したいのか?

▼本書は、東京都監察医務院長を務め、30年間で実に2万体もの「死体」と向き合ってきた法医学者が、多くの事件の真相を解明してきた独自の思考法を明かす。そこでは死から生を見る「逆さの視点」が大きな力を発揮し、時代や人間そのものが浮かび上がってきたという。

▼「人が亡くなってから

●序章 死から生を見る「逆さの視点」 
●第一章 人は死んだらどうなるのか 
●第二章 検死制度や死者の名医はなぜ必要なのか 
●第三章 死体に残されたメッセージの読み方 
●第四章 偽装工作の見破り方 
●第五章 法医学は生きている人にも役に立つ 
●第六章 「逆さの視点」で見える現代日本 
●第七章 増え続ける自殺について思うこと

内容説明

増え続ける自殺、バラバラ殺人、親殺し子殺し…。死体を見れば、時代や人間そのものが見えてくると著者は言う。本書は、30年間で2万体もの“死体”と向き合った名監察医が、多くの事件の真相を解明してきた独自の視点を明かす。「その首吊り死体は自殺なのか?他殺なのか?」「知能犯の上を行く検死のプロのテクニック」など、“死者の名医”が語る特別講義録。

目次

序章 死から生を見る「逆さの視点」
第1章 人は死んだらどうなるのか
第2章 検死制度や死者の名医はなぜ必要なのか
第3章 死体に残されたメッセージの読み方
第4章 偽装工作の見破り方
第5章 法医学は生きている人にも役に立つ
第6章 「逆さの視点」で見える現代日本
第7章 増え続ける自殺について思うこと

著者等紹介

上野正彦[ウエノマサヒコ]
1929(昭和4)年、茨城県生まれ。東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。59年、東京都監察医務院の監察医となる。84年から同院長となり、89年退官。以後、法医学評論家として執筆活動を始め、89年、初の著書『死体は語る』(時事通信社)が、60万部を超える大ベストセラーとなる。その他、専門書、学術論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Paddle With Me

1
たて続け検死系その3。死体好きではないのであしからず。エピソードが同じになってしまうのは、もはや退官しているから仕方がないのか。2014/09/08

らくだ

1
以前読んだ死体は語るの著者だった。その本の方が具体例が沢山載っていて面白かったはず。この本では、2012/02/13

kaoru

0
著者は元監察医。変死体のプロが明かす、他殺か自殺かの見分け方などは興味深く、変死についてのさまざまな具体例はそこらの小説より面白いです。著者のような監察医が全国にいれば、防げる事件が絶対にある。2016/02/16

0
死体って面白い。2009/06/25

bittersweet symphony

0
著者は元東京都の監察医だった人、最初の本のベストセラーで有名かもしれません。外因死の死体を臨検する仕事の経験談とそこから導き出される人生観を語るものですが、公式文書を長い間書いていたためか、その反動で文体は話し言葉風の非常に簡潔なもので内容は重いですがすらすらと読めます。個人的には死後の物理的変化を即物的に述べているところなどに反応してしまいます。わずかな痕跡から死因を特定していくくだりなどこの著者の本は自分の読んだものはどれも同じような内容だったりもしますが。2007/04/14

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