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関ヶ原合戦「武将」たちの言い分―天下分け目の行動学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569668512
  • NDC分類 210.48
  • Cコード C0121

内容説明

天下分け目の関ヶ原合戦―勝敗の帰趨定まらぬ中、東西に袂を分かった各将には、いかなる動機・経緯があったのか?本書は、それぞれの立場で合戦に臨んだ武将20人を選び、「敗軍の将」「裏切り者」「転向者」「徳川方のわき役」に分けて、命運を懸けた各々の“言い分”を解説する。「武名か、家名か」の狭間で揺れた戦国大名の決断と行動、その裏に隠された真相に迫る歴史読み物。

目次

プロローグ 「関ヶ原」とは何だったのか―家康の言い分・三成の言い分
1 敗軍の将(大谷吉継―可能性を信じて“勝てる”陣型を編みだす;宇喜多秀家―みずからの運命をうけ入れて、潔癖に乱世を生きる ほか)
2 裏切り者(小早川秀秋―秀吉ら権力者に振りまわされた挙句の行為;吉川広家―「毛利家大事」の忠義心が裏目に出ただけのこと ほか)
3 転向者(豊臣恩顧の者)(黒田長政―軍師の星まわりを縦横に活かして、大藩の祖となる;福島正則―「信義」ひとすじに逆風の時勢を戦い抜く ほか)
4 徳川方のわき役(徳川秀忠―名将軍として「幕藩体制」の確立につくす;井伊直政―屈強の軍団をひきいて「徳川大名ナンバー1」となる ほか)

著者等紹介

岳真也[ガクシンヤ]
1947年、東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、同大学院社会学研究科修了。66年、学生作家としてデビュー。98年に著した『吉良の言い分真説・忠臣蔵』(小学館文庫)は、各紙誌で話題を呼び、ベストセラーとなった。法政大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YOS1968

5
天下分け目の関ヶ原。それぞれの武将に、それぞれの計算と打算があって、先を読み違えた人、うまく立ち回れた人もいた。その中でも義を通した武将が好きだが、最近そういう上司でも困るなあと感じる今日この頃である。2010/07/16

ゆうへい

4
両軍のカギを握る重要人物を取り上げられています。それぞれの立場における事情や心境などが描かれています。採点するなら80点でしょう。

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