内容説明
幕末激動の時代。薩摩藩主・島津斉彬の養女として徳川第十三代将軍・家定の正室となった天璋院。薩摩兵が中心の新政府軍が江戸城総攻撃を目指すなか、無血開城の実現と徳川宗家の存続に尽力したのは、天璋院と和宮という二人の女性だった。―本書は、天璋院と、彼女を取りまく徳川将軍家、島津家、和宮についての101の話を紹介した。まさに天璋院のすべてがわかる一冊。
目次
第1章 天璋院の父母と郷里をめぐる謎
第2章 天璋院と薩摩藩主・島津家をめぐる謎
第3章 第十三代将軍・家定と天璋院をめぐる謎
第4章 歴代将軍と大奥をめぐる謎
第5章 天璋院と大奥をめぐる謎
第6章 和宮降嫁と公武合体をめぐる謎
第7章 第十四代将軍・家茂と和宮をめぐる謎
第8章 江戸開城と天璋院をめぐる謎
第9章 徳川宗家と天璋院をめぐる謎
第10章 天璋院の晩年と死去をめぐる謎
著者等紹介
川口素生[カワグチスナオ]
歴史研究家(専攻は戦国・江戸時代)。1961年岡山県生まれ。岡山商科大学、法政大学文学部史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。